1975-01-06

マラッカ海峡で「祥和丸」が座礁し、4500ktの重油が流出。

長さ約580マイル、最狭幅約2.5マイルのマラッカ海峡で日本のマンモス・タンカー23万tの「祥和丸」が座礁して、4500ktの重油が流出した。

海運界は当面の安全対策として、「大型タンカーのマラッカ・シンガポール海峡通航安全対策」を策定し、事故の絶滅を期することとなった。
沿岸3か国は、このような海峡油濁事故の反省から、同海峡の安全航行に関して専門家会議を開催し、安全対策を検討してきたが、その検討の結果「沿岸3か国政府協定」としてまとめられた。
その協定の主な内容は
船底下の余裕水深(UKC:UnderKeelClearance)3.5mの設定
3 か所の危険水域における分離通航方式(TSS:TrafficSepara-tionScheme)の設定
航行援助施設の改善
海図及び潮汐,潮流データの改善等となっている。
3か国としても協定の実施についてはさらに詳細な検討が必要であるとしている。
一方、日本は同海峡の航行の安全を確保する観点から航行援助施設整備を引き続き進めるほか、沿岸3か国と共同で潮汐,潮流調査を3年計画で、統一海図の編纂を第一段階については2年計画でそれぞれ行うこととなった。

マラッカ海峡のGoogle Earthポインター情報
2°48'46.37"N,100°10'13.17"E