2021-06-24

エリクソン、日本でマルチオペレーターRANを担当。

KDDIソフトバンクEricsson MORANマルチオペレーターRAN4G5G

携帯電話の世界標準になったヨーロッパのGSMAが、最新情報を配信している「Mobile World Live」は2021年06月24日に、KDDIとソフトバンク株式会社は、日本初のMORAN(Multi-Operator Radio Access Network/マルチオペレーターRAN)の機器サプライヤーとしてエリクソン(Ericsson)を選定したと報告した。

エリクソンは、5Gの展開を加速させることが期待される共同事業において重要な役割を担っている。

このマルチバンド無線システムには、エリクソンのRANコンピュートのベースバンド(RAN Compute, base band)、無線機器、トランスポート(radio and transport)機器が含まれており、TDD(Time Division Duplex)およびFDD(Frequency Division Duplex)の4G/LTEと5G NR(New Radio)でネットワーク・シェアリングを実現できる。

エリクソンは、このシステムについて、「通信サービス事業者と、RANを構内ネットワークと公衆ネットワークの間で共有する可能性のある産業やキャンパスの現場の両方に、ネットワークを展開するための新たな柔軟で効率的な方法をもたらす。」と説明している。

KDDIの佐藤達夫副社長兼技術企画担当(Tatsuo Sato, Vice President & Managing Officer, Technology Planning, KDDI)は。「ソフトバンクとエリクソンと緊密に協力し、5Gネットワークの展開を加速できることを嬉しく思います。」と述べている。

また、ソフトバンクの関和朋宏SVP兼チーフネットワークオフィサー(Tomohiro Sekiwa, Senior Vice President and CNO, SoftBank)は、「日本全国のお客様に5Gカバレッジを提供するために、KDDIとエリクソンと積極的に協力しています。」と述べ、マルチオペレーターRANが「この成功の鍵を握っている」と指摘した。

エリクソン社のシニア・バイス・プレジデント兼北東アジア地域担当のクリス・ホートン(Chris Houghton, Senior Vice President, Head of Market Area North East Asia, Ericsson)は、「KDDIとソフトバンクという2つの重要なお客様が、日本で初めてマルチオペレーターRANを構築するという取り組みに貢献できることを大変嬉しく思います。私たちは、日本の重要なネットワークインフラを構築するためのこの重要なミッションをさらに支援していきたいと考えています。」と述べている。

ネットワークという目に見えないものを解説されると、実現された時の環境を利用して、初めて体験できることになる。

KDDIとソフトバンクは、2020年に合弁会社を設立し、地方での共同5Gネットワークの構築を統括している。

エリクソンはすでに両者の5G無線機サプライヤーとなっている。
KDDIは2019年に選定し、ソフトバンクは2020年に契約に合意している。