2020-11-25

カンボジアなどに、イギリスは貿易優遇措置を2021年から導入予定。

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アジア経済ニュースNNA ASIAは2020年11月25日に、カンボジアの新聞「クメール・タイムズ(Khmer Times/電子版)」は2020年11月25日に、GMAC(Garment Manufacturing Association in Cambodia/カンボジア縫製協会)は、イギリスが2021年01月からカンボジアなど発展途上国に関税優遇措置(Tariff incentives)を適用する見通しと発表した。

イギリスがEU(European Union/欧州連合)離脱(Brexit)後に設定された一年間の「移行期間」が年内で終了するため、GMACは先週発表のステートメントで、イギリスは2021年01月から新しい独自の貿易規則を導入することが可能になると説明した。

さらに、「イギリスはEUと同様に、LDC(LDC(後発開発途上国)/後発開発途上国)向けの関税優遇措置の導入を計画しており、カンボジアが対象国に含まれる可能性が高い。」との見方を示した。

イギリスはEUと同様に、無関税、数量無制限で輸出を認める特恵制度「EBA(Everything But Weapons/武器以外の全て)」の適用を検討しているもようで、GMACは今後、カンボジア商業省、イギリスの国際貿易省と原産地証明や優遇措置発効時期などに関する手続きの詳細などを協議する。
進行状況を逐一加盟企業に報告していきたいとしている。

EUは2020年08月12日に、カンボジアに適用している関税優遇措置の一部を停止したが、イギリスはかねて、EU離脱後もカンボジアにLDC向けの関税優遇措置を適用する意向を表明していた。

残るは、関税優遇措置の協議を長引かせることだけであった。

カンボジアにとって、厳しいのは4ヶ月弱で解決できると言う希望があった。

これは、ASEANでも話題になっていた。

アジア人は、不妨である。

いつでも両天秤に掛けてくる。

中国のRCEPも、日本のTPPと天秤にのせた。

みんな馬鹿ではない。

中国は今、計画通りにいっていないので焦っている。

だから中国の国家主席習近平(习近平/President Xi Jinping)は、TPPに参加すると言い出した。

カンボジアのフン・セン首相(Prime Minister Hun Sen)は、EUで最大市場のイギリスに対し、EU離脱後もカンボジアへの優遇措置を継続するよう要請した。イギリスの政府関係者も「新型コロナウイルスの感染が拡大する中、両国の貿易関係強化が経済成長につながる」と述べ、優遇措置の適用に前向きな見解を示している。

カンボジアとイギリスの2019年の貿易総額はUS$10億5,000万(約1,098億円)。うちイギリスへの輸出額がUS$9億7,800万超と大半を占めた。

これはフィリピンを始め、東南アジア、とくにTPP加盟国にとって、最大の恩恵になる。

来年、TPP議長国になる日本も全面協力することを表明している。

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