2020-09-17

ニュージーランドのGDP12%減、9年半ぶりのリセッション入り。

経済ニュージーランド

アジア経済ニュースNNA ASIAは2020年09月18日に、NZ SNZ(Statistics New Zealand/Stats NZ/ニュージーランド政府統計局)がが2020年09月17日に発表した、2020年第2四半期(04~06月)のGDP(Gross Domestic Product/国内総生産)成長率は、前期比で12.2%縮小し、2四半期連続でマイナス成長となったことことから、これにより10年第4四半期以来、9年半ぶりのリセッション(Ressation/景気後退)に突入した。

2020年03月末から05月中旬までのロックダウン(都市封鎖)で、企業の活動が制限されたことが要因となった。ただ比較的早期に新型コロナウイルスを抑制していることから、第3四半期はプラス成長に転じるとの見方が強い。

四半期での落ち込み幅は、1987年に現行方式で統計が開始されて以来最大となった。

2020年06月末までの1年間のGDP成長率も2%減とマイナス成長となった。
年間成長率は3.9%増だった2016年第4四半期以降減速している。

国内経済の3分の2を占めるサービス産業は前期比10.9%減、製造産業は16.3%減、一次産業は8.7%減となった。

業界別では、資源が前期比43.9%減となったほか、
◆運輸・郵便・倉庫:38.7%減
◆建設:25.8%減
◆小売り・宿泊サービス:25.2%減
◆製造:13%減
◆情報・メディア・通信:7.4%減――などと減少した。一方で金融・保険サービスは0.7%増となったが、16業種中、15業種が前期実績を下回った。

ASB銀行は、「第2四半期は予測通り記録的な落ち込みとなったが、国内での新型コロナ流行が抑え込まれていることから第3四半期は記録的な伸びになる」との見通しを示した。

国民1人当たりのGDPは前期比12.7%減となった。

GDE(国内総支出)は前期比9.8%減となった。内訳は、商品・サービスの輸入が24.6%減となったほか、
◆固定資産への投資:20.8%減
◆商品・サービスの輸出:15.8%減
◆家計支出:12.1%減――となった。一方で、政府支出は1.9%増となった。

■経常収支は約5億ドルの黒字

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