2020-05-15

香港政界の元重鎮、李鵬飛死去。

人物香港

アジア経済ニュースNNA ASIAは2020年05月21日に、香港の新聞「明報」など地元各メディアがは、1997年の香港返還前後の香港政界の重鎮の一人で、財界系政党・自由党の初代主席を務めた李鵬飛(Dr. Allen Lee Peng-fei/アレン・リー/1940 - 2020)が2020年05月15日に死去していたことが2020年05月19日に、明らかになったと報告した。

当時、私はケニアにいたが、何人もの香港人がホテルなどを買いあさっていた。

私が泊まっていたジャカランタ・ホテルも目の前で、香港人が買った。

あの頃逃げた香港人は、今どうしているのだろう。

李鵬飛は、1940年、中国山東省の煙台で生まれ、1954年に母親とともにイギリス統治下の香港に渡った。もともとはエンジニア出身の企業経営者であったと言う。

1978年、当時のマクレホース総督(Sir Murray MacLehose/麥理浩)に請われて立法評議会(立法会の前身。当時は全議員が官選)議員となり、1986~92年には総督諮問機関の行政評議会(行政会議の前身)の評議員も務めた。

1993年に自由党を結党し、主席に就任。親英派から親中派にシフトし、返還後は暫定議会として中国が設けた臨時立法会の議員、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の香港代表を務めた。

当時、親中派にシフトするか?、逃げ出すか??の時代だった。
そして、香港に残ることを決意したのだろう。

苦しい選択である。

政界引退後は政治評論家として活躍。

主張は民主派寄りに変わり、2019年後半の香港政府などへの激しい抗議運動のきっかけとなった「逃亡犯条例」改正案には激しく反対した。

李鵬飛の訃報を受け、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官や陳方安生(アンソン・チャン)元政務長官、民主党の劉慧卿(エミリー・ラウ)元主席ら政界関係者の多くが哀悼の意を表明した。