2020-04-08

鴻海、足らないなら作ってしまえで!今度は人工呼吸器生産へ

健康

アジア経済ニュースNNA ASIAは2020年04月09日に、EMS(Electronics Manufacturing Service/電子機器の受託製造サービス)世界最大手の鴻海精密工業(Foxconn Technology Group)は、マスクに続いて、人工呼吸器(Ventilator)生産に乗り出した。

鴻海精密工業は2020年04月08日に、米国ウィスコンシン(Wisconsin)州の工場で人工呼吸器を生産すると明らかにした。

台湾で、唯一の国営通信社である「中央通訊社(Central News Agency/中央通信社)」は、アイルランドを本拠とする医療機器メーカーのメドトロニック(Medtronic)と共同で開発すると伝えた。

メドトロニックの最高経営責任者(CEO)オマール・イシュラク(Omar Ishrak)が人工呼吸器の量産を巡って鴻海と提携すると米国メディアに話し、鴻海が事実と認めた。

鴻海によると、前董事長の郭台銘が鴻海精密工業とメドトロニックとの間を取り持ち、提携が実現した。

現在は双方が共同で研究開発(R&D)を行っている段階。できるだけ早く量産体制に入りたい考え。

新型コロナウイルス感染症「COVID-19」のまん延を受け、米国では人工呼吸器が不足している。トランプ米大統領は先ごろ、自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)などの大手企業に人工呼吸器の量産を命じていた。

日本では、日本経済新聞 電子版は2020年04月13日に、動物用転用も視野に入れ、さいたま市の三幸製作所と埼玉県川口市のメトランが、人工呼吸器の増産を開始した。
また、広島大学などは3次元(3D)プリンターで製造できる設計図の無償提供に向けた試みを始めたと伝えている。
また、日本経済新聞 電子版は2020年04月10日に、医療機器規制の下では新規事業者の製品認可に10カ月以上かかり、新型コロナウイルスの感染拡大で人工呼吸器の需要が高まるなか、日本では異業種の参入が進まないと報告した。

感染者の急増に見舞われた欧米は規制を緩和し、自動車メーカーなどが生産準備を進めているというが、トヨタ自動車など自動車業界が既存メーカーへの協力を発表したが自らの生産には踏み込まなかったと伝えている。

Forbes JAPANは2020年03月27日にイーロン・マスクが、人工呼吸器1200台超をLAに寄贈すると伝え、自社製「人工呼吸器」の動画を公開したが、医療関係者は「テスラの人工呼吸器」は重症患者に使えないと指摘した。

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