2020-02-24

「COVID-19」で、アジア・ヨーロッパの株安連鎖。

経済

日本経済新聞 電子版は2020年02月24日に、新型肺炎「COVID-19」の感染拡大をきっかけに2020年02月24日に、アジアとヨーロッパ連鎖的な株安が広がったと報告した。

韓国の主要株価指数が前週末比4%下落。
東京市場は休場だったが、海外市場で日経平均先物が急落した。
欧州株も大幅安になっている。
韓国やイタリアなど中国以外で感染者が急増し、新型肺炎の実体経済への影響は想定よりも大きくなるとの警戒感が強まっている。

KOSPI(Korea Composite Stock Price Index/韓国総合株価指数/韓国株式市場の総合株価指数)は24日、前日比83.80ポイント(3.9%)安の2079.04で取引を終え、約2カ月半ぶりの安値を付けた。サムスン電子(Samsung electronics)や半導体のSKハイニックス(SK hynix)など、主力株が軒並み下落した。

中国にあるスマートフォンの組み立て工場や関連素材の製造拠点で稼働率が低迷するなか、韓国メーカーの生産が滞るリスクが意識された。韓国内の感染者数が急速に増えていることも売り材料になった。

感染拡大の「震源地」である中国の上海総合指数は0.3%安にとどまったが、香港が1.8%安、台湾が1.3%安、シンガポールも1.2%安になるなど、アジア市場はほぼ全面安の展開となった。

CME(Chicago Mercantile Exchange/シカゴ・マーカンタイル取引所)に上場する日経平均先物3月限は2万2330円(日本時間午後8時時点)と、前週末の日経平均株価を約1060円(4.5%)下回っている。

ヨーロッパ株式相場も取引開始から急落した。
イタリアなどアジア以外の地域で新型肺炎が広がり、投資家がリスク回避の動きを強めている。

感染者が急増するイタリアの主要株価指数「FTSE・MIB」は前週末比の下落率が一時約6%に達した。
ドイツやフランスなど主要国の指数も軒並み3~4%ほど下げる場面があった。

ヨーロッパ株全体の値動きを示す主要指数「ストックス600(STXE 600)」は一時約4%下げた。仏蘭航空大手エールフランスKLM(Air France KLM)が一時10%超下げるなど旅行関連株への売りが目立った。
「ストックス600」は2020年02月19日に過去最高値を付けたばかりだが、楽観ムードは後退している。

アジアやヨーロッパの株安連鎖には、これまで堅調だった米国株の先行きが一転して不透明になったことも影響している。

中国の湖北省では、企業の休業措置が2020年03月10日まで延長された。
供給網の寸断が世界規模で広がるリスクが意識される中で、株安圧力は当面続く可能性が出てきた。

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