2020-01-29

NZ政府、NZ$120億のインフラ投資先公表。

未来経済

アジア経済ニュースNNA ASIAは2020年01月30日に、NZ(New Zealand/ニュージーランド)政府が2020年01月29日、昨年末に追加拠出を明らかにしていた総額NZ$(ニュージーラン・ドル)120億(約8,571億円)のインフラ増強計画「NZUP(NZ Upgrade Program/NZアップグレードプログラム)」として、投資先の全国的なインフラ計画を公表したと報告した。

オークランド(Auckland)やワイカト(Waikato)など成長が見込まれる6地域の交通網にNZ$68億、全国的な鉄道網にNZ$11億、オークランドの新道路建設にNZ$22億などとなっている。

トライフォード運輸相(Hon Phil Twyford, Ministry of Transport)は、「新たな投資により、将来的な国内経済と都市を活性化し、道路を安全にする。NZUPは現政府のバランスの取れた運輸政策を反映したもので、各計画の早期化を図り、建設業界の今後に安定性をもたらす」と述べた。実施後の5年間の経済への恩恵はNZ$100億を見込む。

発表されたインフラ計画の多くは前国民党政権時代から推進されていたもの。6地域は、オークランド、ワイカト、ベイ・オブ・プレンティー(Bay of Plenty)、ウェリントン(Wellington)、カンタベリー(Canterbury)、クイーンズタウン(Queenstown)。

詳しくは、
◆高速道路SH1のワンガレイ―マースデン港間、オタキ―レビン間を4車線に改修
◆SH1をワンガポロア半島まで拡張する有料道路ペンリンクの新設
◆4車線のタウランガ・ノーザンリンク新設
◆クライストチャーチ市内南西部の交通網の向上
◆高速道路SH6Aなどクイーンズタウン市内への交通網の向上
◆オークランドのドリューリー・セントラルとドリューリー・ウエストに鉄道駅の新設
◆パパクラ―プケコヘ鉄道線の電化
◆ウェリントンのワイララパなどの鉄道線の改修
◆ノースショアからオークランド市内へのハーバーブリッジ沿いにサイクリング道・歩道の新設――などとなっている。

また、病院の新生児施設や産婦人科施設の改修にNZ$3億、精神科施設の改修にNZ$9,600万、公共施設のクリーンエネルギー化にNZ$2億なども明らかにしている。