2019-11-29

ドイツのアウディ、EV転換などに総額€370億を投資。

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ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2019年12月02日に、ドイツの動車大手VW(VolksWagen/フォルクスワーゲン)の高級車部門アウディ(Audi)は2019年11月29日に、EV(Electric Vehicle/電気自動車)への転換や設備投資、研究開発などに、2020~2024年に€370億を振り向けると発表したと報告した。

うち、EV関連には€120億を注入する方針で、同分野では過去最大規模の投資となる。

アウディは2025年までに世界販売台数にハイブリッド車(HV)とEVが占める割合を40%に引き上げる目標を掲げている。

2025年までに30車種以上を電動化する予定で、うち20車種はEVとする計画だと言う。電動化を加速させるため、VW傘下の高級スポーツカー部門ポルシェと共同で高級大型車向けの電化プラットフォームを開発中だと言う。

また、VWとEV用モジュラープラットフォーム「MEB」の開発も進めている。

今回の投資は、アウディが2年前に打ち出したアウディの変革に向けた事業計画の一環で行われる。高額投資が必要となる分野の開発を後押しするため、2022年までに年間€150億のコストを節減し、中期的に利益率を9~11%に回復させたいと言う。同計画ではこれまでに、€40億以上のコスト削減を実現。また、先に発表した人員整理では、€60億の節減が可能とみている。

なお、同整理では2025年までに最大9,500人が対象となる。早期退職プログラムなどを通じて実施する予定で、2029年までは強制解雇は行わない方針である。一方、eモビリティーやデジタル化といった分野では、新たに2,000人の雇用を計画している。

ただし、アウディには、マツダと共同で開発したロータリー・エンジンがあり、マツダは完成させたが、アウディは完成できなかったと言う痛い過去がある。