2019-11-25

NTTドコモ、タイでバーチャルキー・カーシェアの実験。

開発タイ

アジア経済ニュースNNA ASIAは2019年11月26日に、NTTドコモは2019年11月25日に、タイの子会社MI(Mobile innovation/モバイル・イノベーション)と連携し、スマートフォンでドアの開閉ができる「バーチャルキー(Virtual key)」を活用した無人貸し渡しカーシェアサービスの実証実験をタイの首都バンコクで実施すると発表したと、報告した。

東京センチュリー(Tokyo Century)の子会社でオートリース事業を展開するTCCS(TCカー・ソリューションズ タイランド/TC Car Solutions Thailand)と、日本駐車場開発のタイ法人NPD タイランド(Nippon Parking Development Thailand)がバンコクで展開する法人会員限定のカーシェアサービス「TNカーシェアリング」にバーチャルキーを導入し、事業の運用効率化を目指す。

実施期間は12月1日から来年1月31日までの2カ月。TCCSの担当者によると、シーロム地区のステーション(ラマランド・ビルディング内)で貸し出す車両3台に導入するという。

これにより、NTTドコモはバーチャルキーの運用課題や無人カーシェアの顧客価値を検証する。また実証実験の結果に基づき、関連会社を含めてタイでの商用化や、タイと日本以外での展開を検討していく。

実験で使われるバーチャルキーは、NTTドコモが、フランスの自動車部品・システムサプライヤーのヴァレオグループと共同で、日本およびアジア市場向けに開発。車両に専用の通信型車載器を取り付けることで、モバイルアプリで予約した車両用のバーチャルキーを利用者のスマホに配信し、物理キーの受け渡しをすることなく非対面で車両の貸し出しができる。

TCCSとNPD(タイランド)は、バンコクのシーロム地区、チョンノンシー地区、アソーク地区の4カ所にステーションを構え、小型セダン、中型セダン、バンそれぞれ4台の計12台を運用している。現在、予約受け付けから鍵の貸し出しまで有人で運用しているが、バーチャルキーを導入して無人化することで、毎日24時間体制で貸し出しが可能になる。

利用料金は1時間当たり320~380バーツ(約1,150~1,370円)で、15分単位で課金。ドライバー付きの場合は追加利用料160バーツが発生する。ただし、今回の実証実験の対象となるシーロム地区のステーションに限り、無人化による顧客の利便性向上を前提に、1時間当たり440~520バーツに引き上げるという。

NTTドコモはどこで利益を得ることになるのだろう。