2019-11-22

ドイツのGDP、第3四半期は改定値も0.1%増加。

経済ドイツ

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2019年08月25日に、ドイツ連邦統計庁(Statistisches Bundesamt)は2019年11月22日に、2019年第3四半期(07~09月)のGDP(Gross Domestic Product/国内総生産/季節要因・稼働日数調整済みの改定値)が前期比0.1%拡大したと発表した。

速報値から変化がなかった。

米中貿易戦争や先の見えないイギリスのEU(European Union/欧州連合)離脱(Brexit)の影響による不振が続く中、力強い輸出の伸びや支出拡大が全体をけん引。第2四半期の0.2%減からプラスに転じ、「景気後退(recession/リセッション)」入りを回避した。

項目別に見ると、 家計最終消費支出は0.4%増と、伸びは前期の0.1%増から加速。政府最終消費支出は0.8%増となり、0.2ポイント上昇した。投資を示す総固定資本形成はマイナス0.1%で、設備投資が2.6%落ち込んだものの、建設投資は1.2%伸びている。

輸出は1%増え、第2四半期の1.3%減からプラスを回復。輸入も0.1%増加した。輸出から輸入を差し引いた純輸出はGDPを0.5ポイント押し上げている。

ドイツの中央銀行であるドイツ連邦銀行(Deutsche Bundesbank)は先に、ドイツ経済は第4四半期も引き続き弱含みだが、「リセッション」入りを懸念する理由は見当たらないとの見方を示した。

しかし、まだ、「リセッション」の可能性から完全に脱したと言えない。

EC(European Commission/欧州委員会)は秋季経済見通しの中で、今年のドイツのGDP成長率が0.4%になるとし、夏季予測から0.1ポイント引き下げている。

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