2019-10-18

オーストラリアの紙幣流通、6%増。

調査オーストラリア銀行

アジア経済ニュースNNA ASIAは2019年10月21日に、RBA(Reserve Bank of Australia/オーストラリア連邦準備銀行)が発表した2019年度年次報告書(2019 Annual Report)によれば、2019年06月末時点の紙幣流通量は16億枚、金額としては前年比6%増のA$(豪ドル)800億(約5兆9,442億円)だった。

また、オーストラリアの新聞「オーストラリアン(The Australian)」は2019年10月18日に、オーストラリア人は1人当たり平均A$2,400を紙幣で保有していることが分かったと伝えたと報告した。

RBAは、「GDP(Gross Domestic Product/国内総生産)に対する割合で表される流通紙幣の価値は、過去最高水準に近い約4%を維持している」としている。

また同報告書によれば、A$の対US$為替レートなどでの下落により外貨準備高はA$33億増加した。
金準備は80トンと安定推移する一方、価値は金価格が19%上昇したためA$ 8億に増加した。
またRBAは前年比約2倍のA$110万をコンサルティング費として支出した。データ管理の向上や人事部門関連のテクノロジーの見直しなどを行ったためだという。

RBAは、年率2~3%とするインフレ率の中期目標達成のため、今年度すでに3度の利下げを行い、政策金利を史上最低の0.75%に引き下げている。2019年度年次報告書でRBAは「インフレ率の目標期間におけるCPI(Consumer Price Index/消費者物価指数)は平均で2.5%前後で推移している。しかし過去4年間では、1~2%に留まっている。」と指摘している。