2019-09-16

香港国際空港から、深圳宝安国際空港へ乗客移動。

観光ロジスティクス

アジア経済ニュースNNA ASIAは2019年09月17日に、香港の経済新聞「信報」は2019年09月16日に、香港国際空港(Hong Kong International Airport/Chek Lap Kok Airport/赤鱲角機場/チェクラプコク空港)で相次いだ「逃亡犯条例」改正案に絡む抗議活動を背景に、旅客の一部が深圳宝安国際空港(深圳宝安国际机场/Shenzhen Baoan International Airport/舊稱深圳黃田國際)に流れたためとみられ、深圳宝安国際空港の2019年08月の旅客数が、前年同月比で1割弱増加したことが分かったと報告した。

深圳宝安国際空港の2019年08月の旅客数は9.2%増の延べ469万1,000人、航空機の発着回数は5.8%増の延べ3万1,600回だった。

深圳宝安国際空港の2019年07月の実績と比べると、伸び幅は旅客数が1.4ポイント、発着回数は1.5ポイントそれぞれ拡大したという。

中国本土系証券会社の中信証券(CITICセキュリティーズ)は最新のレポートで、香港空港で起きた抗議活動に伴う大規模な欠航で短期的に旅客が流出する一方、深圳宝安国際空港が香港国際空港の乗客の3分の1を取り込むと予測した。

長期的には香港の混乱が深圳宝安国際空港のハブ化を促すことになり、2025年には同空港の海外旅客数が延べ1,900万人に達するとの見通しを示した。

深圳宝安国際空港は2018年末時点で、海外46カ所を結ぶ国際線を運航。
これに対し香港空港の国際線就航拠点数は150カ所と深圳宝安国際空港の3倍以上だが、香港政府民航処の処長を務めた楽鞏南(ピーター・ロク)は「深圳宝安国際空港が国際線を続々就航していること、香港国際空港の第3滑走路の完成が2024年とまだ先であることを踏まえると、将来的には深圳宝安国際空港が広州白雲国際空港と同じように香港空港の脅威になると考えられる」との見解を示した。

これらの責任は、林鄭月娥(林郑月娥/Carrie Lam Cheng Yuet-ngor/1957 - )の判断の甘さと、対応の遅れといえる。

香港国際空港(Chek Lap Kok Airport/チェクラプコク空港)の緯度、経度
22°18'29.8"N 113°55'15.6"E
または、
22.308281, 113.921006

深圳宝安国際空港(深圳宝安国际机场/Shenzhen Baoan International Airport)の緯度、経度
22°38'12.6"N 113°48'52.6"E
または、
22.636828, 113.814606