2019-06-24

ミャンマーで、紛争地のインターネットと携帯の接続遮断!

戦争と平和ミャンマー

アジア経済ニュースNNA ASIAは2019年06月27日に、ミャンマーの人権状況を担当する国連特別報告者の李亮喜(UN Special Rapporteur Yanghee Lee)は2019年06月24日に、西部ラカイン(Rakhine)州と北部チン(Chin)州の一部で政府の命令によりインターネットや携帯電話の接続が遮断されていることに対し、対象地域に深刻な人権侵害があると警告し、直ちに政府が解除を行うことを求めていると報告した。

李は同日にOHCHR(UN High Commissioner for Human Rights/国連人権高等弁務官事務所)が出したステートメントで、インターネット接続が停止されることで、メディアの関与がなくなるほか、人道主義に基づく団体が武力行為に制限を与えることもできなくなると指摘した。住民が対象区域の内外で必要な通信をできなくなることを懸念していると述べた。

ミャンマー政府は2019年06月20日に、国内の全ての通信事業者に対し、通信法に基づきラカイン州、チン州の一部地域でインターネット接続サービスを一時的に停止するよう通達した。

OHCHRのステートメントによると、対象となっているのは合計9郡区。そのうちのラカイン州ミンビャ郡区(Minbya Township)では前日の2019年06月19日に国軍のヘリコプターによる空爆があり、2019年06月20日には州都シットウェ(Sittwe)で少数民族武装勢力AA(Arakan Army/アラカン軍)が国軍の船舶を攻撃。死傷者が出ているという。