2019-06-24

専門家は、インドの支払で言語の壁を指摘。

モバイル・マネーインド

Mobile World Liveは2019年06月25日に、インドの新聞「タイムズ・オブ・インディア(Times of India)(電子版)」は2019年06月24日に「MPFI moots multilingual apps to increase inclusiveness in digital payments in India」を公開し、インドの農村部でデジタル決済の利用率を向上させる方法を評価している研究者らは、インドの中央銀行サービスはより多くの地域言語で提供されるべきだと述べたと、報告した。

実は、インドの図書館でインドの文字の歴史を調べたことがある。

一般に、インドの言語とされているヒンディー語を母国語にしているのは、たった18%と言われている。

ヒンディー語を筆頭に、
アッサム語、
ウルドゥー語、
オリヤー語、
カシミール語、
カンナダ語、
グジャラート語、
コク・ボロック語、
コンカニ語、
サンスクリット語、
サンタル語、
シンド語、
タミル語、
テルグ語、
ドーグリー語、
ネパール語、
パンジャーブ語、
ビハール語、
ビリー語、
ベンガル語、
ボド語、
マラーティー語、
マラヤーラム語、
ミゾ語、
メイテイ語(マニプル語)、
ラージャスターン語などが、比較的話者人口の多い言語と言われているが、それ以外にも、方言まで入れると、インド人でもインドの言語の数は数え切れないと言われている。

紙幣に印刷されている文字だけでも、インドルピー紙幣の表面には、
英語とヒンディー語の2言語が記され、裏面には、
アッサム語、
ウルドゥー語、
オリヤー語、
カシミール語、
カンナダ語、
グジャラート語、
コンカニ語、
サンスクリット語、
タミル語・テルグ語、
ネパール語、
パンジャーブ語、
ベンガル語、
マラヤーラム語、
マラーティー語の15言語が記されている。
合計で17言語ということになる。
これらの言語のほとんどはブラーフミー系文字で表記されているが、カシミール語、ウルドゥー語はアラビア文字、英語はラテン文字を用いている。

ここまでは、さすがにGoogle Transratorも対応していない。

どこまで、モバイル・マネーで対応させるかは、大きな問題である。

IIT-M(Indian Institute of Technology-Madras/インド工科大学マドラス校)の専門家が、デジタル決済の深化というプロジェクトを実施しているインドの準備銀行委員会(Reserve Bank of India committee)に、より多くの地域言語で提供されるべきだと、提案を提出した。

研究者らは、関連文書および顧客サービスチャネルに加えて、多言語オプションをコア決済プラットフォームに含めるべきであると述べた。

「タイムズ・オブ・インディア」は、中央銀行によって規制されている国の「United Payment Interface」に関する支払い申請書と情報の大部分がインドのすべての言語で利用可能ではなかったと主張した。

インドの決済市場は世界で最も競争の激しい市場の1つであり、地元の選択肢に加えて、AmazonやGoogleなどの分野で、多くの大企業が足がかりを得ようとしている。

今年初め、国内の大手ウォレットプロバイダの1社であるPaytmは、サービスをインドのより小さな町に拡大するためにUS$3,600万を投資すると発表しました。 Paytmはまた、これまで積極的に農村部および準農村部への拡大を目標としてきたとも伝えた。

それには同時に、どこまで言語を対応させるかと言う巨大な壁のハードルがある。

無限では無いが、有限でも無い。底なし沼かもしれない。

実は、知人の印刷会社はインドに進出しようとして、この言語の壁で撤退し、インドネシアに変更した。インドネシアも同様の壁がある。

2019-06-12---インドのPaytmは拡張用にUS$3600万を確保。
2019-05-15---インドのPaytm、Citigroup との提携で製品ベースを拡大。

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