2019-05-23

世界中の空港にある無料のUSB充電ポートは極めて危険!?

犯罪と裁判

Forbes JAPANは2019年05月23日に、サイバー犯罪者たちがUSBポートにマルウェアを送り込み、接続されたスマートフォンからデータを盗み取ろうとしているから、空港にある無料のUSB充電ポートには危険が潜んでいると報告した。

IBMのX-Force脅威インテリジェンス・セキュリティ部門のシニアVPを務めるカレブ・バーロウ(Caleb Barlow)は、「公衆のUSB充電ポートにスマホをつなぐことは、道に落ちている歯ブラシで歯を磨くようなものだ。どんな結果が待っているかは予測不能だ」と、話している。

外出する際は充電器を持ち歩き、壁のコンセントから充電する。
もしくはモバイル充電器を利用したほうがずっと安全で、確実だという。

それでもUSBポートから充電をしたいという人に、カレブ・バーロウが利用を薦めるのがUS$10ほどで買える「Juice-Jack Defender」という名のデバイスだという。

「これはUSBポートに挿して使う小さなドングルで、ここに充電ケーブルを接続すれば、マルウェアの侵入を防ぎつつ充電が行える.」とカレブ・バーロウが話す。

こういった対策は、平均的な旅行者からは過剰反応に思われがちだが、カレブ・バーロウは「USB充電ポートがいかに危険であるかを十分理解すべきだ」と述べる。

IBMセキュリティの調査によると近年、ハッカーらが旅行者を狙うケースが急増しているという。

2019年のX-Force脅威インデックス(IBM X-Force Threat Intelligence Index)の資料によると、旅行業界はハッカーの標的にされやすい業界のランニングで2017年の10位から、2位に急浮上したという。

2018年01月以降に旅行及び輸送分野から流出したデータの件数は、公開されたものだけで5億6600万件に達しているという。