2019-05-14

ムーディーズ、香港の「仮想銀行は中小銀の脅威に」

銀行

アジア経済ニュースNNA ASIAは2019年05月16日に、香港の経済新聞「信報」は2019年05月14日に、格付け大手の米国のムーディーズ・インベスターズ・サービス(Moody's Investors Service)は2019年05月14日に発表したリポートで、実店舗を持たずに個人や企業に全方位的な金融サービスを提供する銀行「仮想銀行(Virtual bank/バーチャルバンク)」について、従来型中小銀行の脅威になるとの見解を示したと報告した。

理由として、事業領域が重なることなどを挙げた。

仮想銀行の事業免許の取得要項では、個人や中小企業を主要顧客とするよう求めている。

仮想銀行は個人や中小企業向けの業務が大半を占める従来型中小銀行と事業領域で重なる部分が多い上、話題性の高さからデジタル化に関心を持つ顧客を取り込むことができるとみている。

ムーディーズは仮想銀行に関して、運営コストが従来型の銀行より低いことも大きなメリットと指摘した。

預金業務では高い金利を設定し、顧客を囲い込む呼び水にするとみている。

大口顧客を持つ従来型大手銀行については、仮想銀行とは競合しないとの見通しを示した。

HKMA(Hong Kong Monetary Authority/香港金融管理局)は今年に入り、中国銀行系の中銀香港と中国本土インターネット通販大手の京東系の京東数科などによるコンソーシアム「Livi VB」や英系金融大手スタンダード・チャータード銀行と香港の通信・メディア大手PCCW傘下の香港電訊などによるコンソーシアム「SDデジタル・ソリューションズ(SD Digital Solutions)」など8社に事業免許を発給した。

Ant SME
Insight Fintech
Infinium
Livi VB
SC Digital
PingAn One Connect
WeLab
Zhong An Virtual Finance

8社は年内または来年にも、サービスを開始する見通しだという。

2019-03-27---香港で、仮想銀行の免許第1弾として、3社に発給を発表。

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