2018-12-03

中国の李克強首相は、経済目標、高水準で達成と予測。

経済中国

アジア経済ニュースNNA ASIAは2018年12月05日に、中華人民共和国国務(中央政府)の公式Webサイトで2018年12月03日に、中国の首相李克強(中国总理李克强/Premier Li Keqiang)が一部の地方政府指導者を招集し、江蘇省南京市で主宰した経済情勢座談会での発言として、政府が今年掲げた経済成長率などの目標について「比較的良い水準で達成できる」との見通しを明らかにしたと報告した。

ただし、足元の状況については「経済の下振れ圧力は強まっている」との警戒感を示した。

経済情勢座談会には、江蘇省トップの共産党委員会書記と省長をはじめ、黒竜江省、河南省、湖北省、広東省、広西チワン族自治区、四川省の各省長・自治区主席らが出席した。

経済情勢座談会で李首相は、今年の目標達成に自信を示す一方で「国内外の情勢は複雑。景気の下振れ圧力が強まっている。困難と矛盾への十分な予測が必要だ」と指摘した。

政府としては今後、
◇さらに強力な減税と行政費用の軽減
◇内需の拡大
◇有効な投資の拡大
◇民間投資のハードル引き下げるといった景気対策を進める方針を説明した。

その上で地方政府に対しては「雇用が富の増加を生み、社会の安定的な発展につながる」として、雇用の安定を政策の優先課題とするように指示した。「効率的で透明、公平なビジネス環境を整備することは、経済が困難に直面した状況への重要な対応策だ」とも述べ、企業の視点に立った改革に取り組むよう求めた。

中国の01~09月のGDP(Gross Domestic Product/国内総生産)成長率は6.7%。政府は通年の成長率目標を「6.5%前後」に設定している
年 GDP
1980---07.91
1981---05.10
1982---09.00
1983---10.80
1984---15.20
1985---13.50
1986---08.90
1987---11.70
1988---11.30
1989---04.20
1990---03.90
1991---09.20
1992---14.30
1993---13.90
1994---13.10
1995---11.00
1996---09.90
1997---09.20
1998---07.80
1999---07.60
2000---08.40
2001---08.30
2002---09.10
2003---10.00
2004---10.10
2005---11.30
2006---12.70
2007---14.20
2008---09.60
2009---09.20
2010---10.61
2011---09.50
2012---07.90
2013---07.80
2014---07.30
2015---06.90
2016---06.72
2017---06.86
2018---06.50
2019---06.18
2020---06.22
2021---06.00
2022---05.75
2023---05.60