2018-11-29

インドネシアの石油化学最大手、初の合成ゴム工場を開所。

経済

アジア経済ニュースNNA ASIAは2018年11月30日に、インドネシアの石油化学最大手チャンドラ・アスリ・ペトロケミカル(Chandra Asli Petrochemical)は2018年11月29日に、フランスのタイヤ大手ミシュラン(Michelin)との合弁会社が、バンテン州チレゴン(Cilegon, Banten)に建設した合成ゴム工場を開所した。

溶液重合スチレンブタジエンゴム(Solution polymerized styrene butadiene rubber)、ポリブタジエンラバー(Polybutadiene rubber)を製造する工場はインドネシア国内で初めてになる。

合弁会社はSRI(Synthetic Rubber Indonesia)/シンセティック・ラバー・インドネシア)。チャンドラ・アスリの子会社が45%、ミシュランが55%を出資している。

SRIは工場建設にUS$4億3,500万(約493億円)を投じた。工場の年産能力は12万トン。原料のブタジエンはチャンドラ・アスリの子会社から調達し、製品の合成ゴムはタイヤの原料としてミシュランに供給する。

インドネシア国内の合成ゴム需要は、昨年だけで年間23万トンに上り、これまでその大半を輸入に依存していた。

同日の開所式に出席したアイルランガ産業相は「SRIの工場が稼働したことで、国内で生産されたブタジエン(Butadiene)とスチレンモノマー(Styrene monomer)が合成ゴムの原料として活用されて付加価値が高まり、石化下流産業の構造基盤がさらに強化される。」と歓迎した。