2018-11-26

フィリピンの通信最大手PLDT子会社に、IFCがUS$4千万出資。

経済フィリピン

アジア経済ニュースNNA ASIAは2018年11月27日に、フィリピンの通信最大手PLDTは2018年11月26日に、PLDTのデジタル部門ボイジャー・イノベーションズ(Voyager Innovations)が、世界銀行グループ(World Bank Group)のIFC(International Finance Corporation/国際金融公社)とIFCの新興アジア・ファンド(Emerging Asia Fund)からの出資を受け入れると発表した。

IFCなどがボイジャーが発行する新株をUS$4,000万(約45億3,000万円)で引き受ける契約を締結した。貧困層に金融サービスを提供する金融包摂(Financial Inclusion/フィナンシャル・インクルージョン)の促進が狙いという。

PLDTは、IFCなどによるボイジャーへの出資比率を明らかにしていないが、過半数には届かない。取引は年内に実施する予定で、新興アジア・ファンドは、IFCの子会社IFC AMC(IFC Asset Management Company)が運営する。

PLDTの会長兼最高経営責任者(CEO)マヌエル・V・パンギリナン(Manuel V. Pangilinan)は声明で、資本関係を結んだIFCの精神にのっとり、革新的な金融サービスを創造して貧困層の金融アクセスを改善していくと抱負を述べた。

調達資金で、デジタル金融サービスの事業規模を拡大する。

ボイジャーによる外部資本の受け入れは、PLDTが先月発表した、米国投資ファンドのKKRと中国のインターネットサービス大手騰訊(を引受先とするUS$1億7,500万相当の第三者割当増資に続く2件目で、ボイジャーは総額US$2億1,500万を調達することになる。両取引の完了後、PLDTによるボイジャーへの出資比率は50%未満になるが、筆頭株主の座は維持する。

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