AD SPACE

2018-11-07

「救世主トランプ」「Q」の衝撃。匿名掲示板に書かれた「根拠なき陰謀論」

政治戦争と平和犯罪と裁判

アメリカの上下両院議員と州知事などを一斉に選ぶ中間選挙が2018年11月06日にされた。

ハフポスト(Huffpost)の日本語版は2018年11月07日に、共和党と民主党が激しく競り合う選挙戦の行方は、政権の人気がもろに影響する。

就任から2年目のトランプ大統領は「ラストベルト(Rust Belt/さびついた工業地帯)」に暮らす白人貧困層たちの支持を得て当選したが、非常識な言動や自身の関与が疑われるロシア疑惑、セックス・スキャンダルなどにより、かつての人気に陰りが出始め、トランプを輩出した共和党も中間選挙で苦戦を強いられていた。

だが、そんな状況に変化が生じはじめていた。
「救世主トランプ」論を支持する人たちが徐々に増えていた。

そのきっかけは、インターネット掲示板の匿名の投稿者「Q」の書き込みだった。

[AD] You can advertise on this site.

国民の危機感をあおる荒唐無稽な内容で、各メディアも陰謀論扱いするが、中間選挙がらみの集会にもQを信じる人たちが姿を見せるようになった。

人々をひきつけたQの主張とは何か?

「Q」が「出現」は2017年10月。

元々はインターネットの掲示板「4chan」に、「Q」というハンドルネームで根拠のない主張が次々と投稿されたのがきっかけだった。

「Q」の主張をまとめた動画がYouTubeに投稿されている。タイトルは「Q、それは世界を救う計画」。

アメリカは裏の犯罪グループ「ディープ・ステート(Deep state)」によって長年支配されており、世界で起きている戦争や貧困問題などはこのグループが関与している。

ケネディ元大統領は[
「ディープ・ステート」に立ち向かおうとしたが、巨大な力によって暗殺された。

ロナルド・レーガン以降の大統領は、すべて「ディープ・ステート」に関わっている。

アメリカにとって選択肢は2つしかない。
1つは軍事クーデターを起こすこと。だがそれは失敗のリスクが高く、すでに手遅れでもある。

もう1つの選択肢として、良識ある軍人と世界の同志たちが考えたのが、ドナルド・トランプに大統領になってもらい、国民を危険にさらさない形で合法的に秩序を取り戻す。

「ディープ・ステート」は北朝鮮も操り、核兵器で世界を脅している。
金正恩朝鮮労働党委員長が突如、和平に前向きになったのは「ディープ・ステート」から解放されたからだ。

イスラム過激派組織「IS(Islamic State/イスラム国家)」もトランプ大統領が当選した後に掃討された。
しかし、道はまだ半ばであり、犯罪者であるヒラリー・クリントンやバラク・オバマ前大統領、ジョージ・W・ブッシュ元大統領は健在だ。

そこで次の段階に入る。それこそが「Q」だ。アメリカの諜報機関「NSA(National Security Agency/国家安全保障局)」にいる善良な人たちが、「Q」と呼ばれる最高機密情報を流す。

その機密情報こそが、インターネット上の草の根運動「偉大な覚醒」を起動するためのプログラムにほかならない。

それはインターネットのアンダーグラウンドなチャンネルから始まり、次第にメインストリームへと拡散していく。

問題は資本主義か社会主義かでも、民主党か共和党かでも、白人か黒人かでも、イスラム教徒かキリスト教徒かでもない。相手は巨大な力を持った犯罪者集団である。

動画は「この計画を信じよ」という一文で締めくくられる。

ニューヨーク・タイムズによると、「Q」の投稿では、大統領選でトランプと争った民主党のヒラリー・クリントンや、前大統領のバラク・オバマ、投資家のジョージ・ソロスは「ディープ・ステート」のメンバーで、国際的な児童買春に関与しているとされている。

また、2016年の大統領選で勝利するため、トランプがロシアに選挙干渉させた疑惑の捜査についても、クリントンやオバマらのクーデター計画の内偵を察知されないための偽装工作にすぎないとしている。

闇の犯罪組織に支配されてきたアメリカを救うために出現したのがトランプ――。それが「Q」の投稿の核心であった。

2018年0月末、「我々はQだ。」と書かれたTシャツを着た若者たちがフロリダ州であったトランプ大統領の集会に姿を現した。

報道機関が相次いで「Q」の主張を「根拠なし」としているのにもかかわらず、信奉者は増加。

彼らはQanon(匿名のQたち)と呼ばれる「勢力」を形成、その存在感は増すばかりだった。

当初は民主党が優勢と言われていたが、終盤にきて共和党が巻き返しを図ってブルームバーグによると、世論調査では中間選挙は共和、民主両党が拮抗しているという。

シンガー・ソングライターのアンドリュー・キレル(Andrew Kirell)やジャーナリストのアーノン・ルパー(Aaron Rupar)もTwitterで紹介。Qの支持者たちがネットを飛び出して初めて集会にやってきたとメディアで注目された。

一方、女優のロザンヌ・バー(Roseanne Barr)もQへの賛同をツイートしたほか、トランプ氏自身も、YouTubeでQの主張を拡散しているラジオパーソナリティーのライオネル(Lionel)と大統領執務室で記念写真に収まった。

共和党の追い上げは、「Q」の広がりと関係しているのか?選挙後も「Q」を支持する人たちの動向は見逃せないという。

なんとなく、ロシアの神秘家グリゴリー・ラスプーチン(Grigorii Efimovich Rasputin /Grigory Yefimovich Rasputin/1871 ‐ 1916)の洗脳を思い出す。

しかし、とんでもない洗脳である。

Americaはなんでも許される!素晴らしい国!!

2018-11-06---米国中間選挙【速報】民主党圧勝ならず!上下院でねじれ!
2018-11-05---世界各国政府、「プラットフォーマー」の規制強化!
2018-11-04---米国中間選挙で「A Knock the Vote」の広告が話題!
2018-10-30---古代ローマ人たちが「ゾンビ」を恐れていた証拠!?
2018-10-26---米国の不審な小包に関与した疑いの男を拘束。
2018-10-24---米国で同時多発、暗殺計画!完全失敗。
2018-10-17---Instagramフォロワー1億1200万人のテイラー・スウィフトが中間選挙で動いた!
2018-09-13---2018年中間選挙に、オバマが異例の参戦!
2018-09-01---マケイン上院議員の葬儀に、歴代米大統領参列。トランプ拒否。
2018-06-13---トランプ大統領はノーベル平和賞に値する!?
2016-12-10---米国大統領選で、「偽ニュース(Fake News)」批判高まる。
2016-12-04---大統領選の陰謀説を確かめに来て、人気のピザ店で男が発砲!
1916-12-30---ロシアの神秘家グリゴリー・ラスプーチンが殺害された。

[AD] You can advertise on this site.

[AD] You can advertise on this site.

AD SPACE