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2018-11-02

DNA解読大手、米国のIllumina、競合PacBioをUS$12億で買収.。

健康美容と医学の科学研究調査米国

Forbes JAPANは2018年11月02日に、DNA解析装置(シーケンサー)の世界的大手である米国のIllumina(イルミナ)は、競合するPacBio(パシフィック・バイオサイエンス)をおよそUS$12億(約1350億円)で買収することで合意したと報告した。

Illuminaにとって、今回の買収は過去最大の規模となる。

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Forbesの独占インタビューに応じたIlluminaの最高経営責任者(CEO)フランシス・デソーザ(Francis deSouza)によれば、IlluminaはPacBioを1株当たりUS$8で買収することになる。

2018年10月31日の終値に、約71%の買収プレミアムを上乗せした価格になる。

カリフォルニア州サンディエゴに拠点を置くIlluminaは1998年に創業、2017年の売上高は、約US$27億5000万。利益は約US$7億2600万に上り、時価総額はおよそUS$460億となっている。

2016年にCEOに就任したフランシス・デソーザはPacBioの買収について、自社の「市場機会を拡大することになる。」と語る。

両社が保有する技術は大きく異なるものの、それぞれの文化は相補的なものだという。合併後はより多くの発見や、成長の加速が実現できると見込んでいると伝えている。

ヒトゲノムの解析にかかる費用は、10年前にはおよそUS$1000万だった。それをUS$1000未満にまで引き下げてきたIlluminaは、がんや希少疾患に関する研究と、それらの結果を医療分野に応用させることに大きく貢献してきた。
フランシス・デソーザは、一人の遺伝情報の解析にかかる費用を今後、US$100にまで引き下げることが可能だと考えている。

ただし、同社が現時点で使用している技術には限界がある。
Illuminaのシーケンサーは断片化した多数のDNAを読み取り、配列を再構成するもので、「ショートリード」と呼ばれる技術を用いている。

だが、この技術には大きな構造変化や繰り返し配列の多い領域の解析が困難だという弱点がある。

これらの点に強みを持つ、PacBioのシーケンサーは、1分子のレベルでDNAを読み取ることができ、高精度でロングリードの解析を行うことができる。一方、この機械を使った解析の費用は高額で、およそUS$1万2000がかかる。技術を向上させれば、より安価にすることもできるだろう。

イルミナは、ロングリード市場は現在のUS$6億規模から、2021年にはUS$25億程度まで拡大すると予想する。フランシス・デソーザは、「世界のどこでもより多くの人が利用できる技術にしたい」と述べている。

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