2018-10-18

米国証券取引委員会、ブロックチェーン企業相談窓口「FinHub」を開設。

銀行モバイル・マネー経済研究調査

Forbes JAPANは2018年10月20日に、SEC(U.S. Securities and Exchange Commission/米国証券取引委員会)は2018年10月18日、ブロックチェーン技術やAIを活用する企業向けの専用ポータルを開設した。

開設したのは、フィンテック関連のハブとなることを目指す同サイト「FinHub」と呼ばれている。

「FinHub」は、SECの様々なサービスへのアクセスが一本化され、企業はSECの担当者とコミュニケーションをとりやすくなる。

ブロックチェーン領域の企業の動きに、SECが関心を高める中で、このポータルが、コンプライアンスに沿ったプラットフォームの立ち上げプロセスを合理化することが期待できると伝えている。

「FinHub」の運営を率いるのは、SECの法人金融部のデジタルアセット部門シニアアドバイザーのバレリーA. シェクゼパニック(Valerie A. Szczepanik)である。

バレリーA. シェクゼパニックは、「我々はこの分野の業務を過去数年にわたり手がけてきた。今回のポータルで、その成果を一箇所に統合した」と述べた。

運営には、フィンテック関連の専門的知識を持つSECのスタッフらが参加する。
サイトの利用者は、SECに対して質問ができるだけなく、直接面会を申し入れることも可能になっている。

仮想通貨分野で詐欺的な行為が広まるなかで、SECは今年、投資家らに注意を呼びかける目的で偽のICOサイトを立ち上げ、詐欺の手法を周知していた。

今回の「FinHub」の開設は、そのプロジェクトから派生したものとみられる。

「FinHub」はブロックチェーン領域の起業家らを支援するだけでなく、AIやその他の先端テクノロジーの導入も促進していく。

「イノベーションに関わる人々の意見を聞くことはとても重要だ。とりわけ、DLT(Distributed Ledger Technology/分散型台帳技術)などの急速に発展中の分野には興味を持っている」とバレリーA. シェクゼパニックは述べた。

SECは「FinHub」の発表と同時に、ブロックチェーンや分散型台帳技術をテーマとした、第2回のフィンテックフォーラムを2019年に開催するとアナウンスした。

SECのジェイ・クレイトン(Jay Clayton)委員長はフォーブスに宛てた声明で「FinHubは、我々が証券市場のイノベーションの動向を注視し、そこに参加していく努力の中核となるものだ。市場の将来性を担保しつつ、柔軟で迅速な規制対応を行っていく」と述べたと伝えている。

ついに、山が動いた!