2018-09-12

ロシア大統領、年内の平和条約締結「今思いついた。」

政治経済戦争と平和

日本経済新聞 電子版は2018年09月12日に、ロシアのウラジーミル・プーチン(Влади́мир Влади́мирович Пу́тин/Vladimir Putin)大統領は「ジョークではない。」「今思いついた」と断って、2018年09月12日に、極東ウラジオストク(Владивосток/Vladivostok)で2018年09月11日から13日まで開催のEEF(Eastern Economic Forum/Восточный экономический форум/ВЭФ/東方経済フォーラム)の全体会合で、一切の前提条件を設けずに2018年末までに日ロ平和条約を締結するよう提案したと報告した。

EEF自体もプーチン大統領の命令により創立され、毎年ウラジオストクで開催されているが、最初は「思いつき」だったのかもしれない。

こういう時は、相手の意識の裏を突くので、非常に危険である。

そのうえで「平和条約に基づいてすべての意見の隔たりのある問題の解決を続けよう。それで問題の解決が容易になる。」と述べ、条約締結後に領土交渉に取り組むべきだとの考えを示唆した。

菅義偉官房長官は2018年09月12日の記者会見で、2018年09月10日の日ロ首脳会談では提案はなかったとした上で「北方四島の帰属問題を解決し、平和条約を締結する日本の方針に変わりはない。」と述べた。

東方経済フォーラムの全体会合には、安倍晋三首相や中国の中国の国家主席習近平(习近平/President Xi Jinping)らも出席していた。

プーチン大統領は平和条約締結後に色丹島、歯舞群島を引き渡すと明記した1956年の日ソ共同宣言にも言及し、日本と旧ソ連の両国が批准したが「この宣言の履行を日本側が拒否した」と指摘した。新しいアプローチの必要性を強調し「年末までに平和条約を締結しましょう。何の事前条件も付けずに」と呼びかけた。

安倍晋三首相はこの後に発言したが、プーチン大統領の提案には反応しなかった。