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2018-09-05

国内最大「むかわ竜」化石取り出し完了!

超過去

地震で不謹慎と言われても、毎日新聞は2018年09月05日に、「平成30年北海道胆振東部地震」の震源地が多い北海道むかわ町で見つかった国内最大の恐竜の全身骨格の化石を調査していた北海道大学総合博物館とむかわ町穂別博物館の研究チームは、化石を岩などから取り出す作業を終え、むかわ町内の施設で4日、報道陣に公開したと報告した。

地震で、むかわ町穂別博物館も停電かと思ったが、博物館のWebサイトは開いた!

大型の草食恐竜ハドロサウルス科の一種(通称・むかわ竜)で、調査で部位が特定された頭骨や尾骨など157個は、全体の約6割にあたるという。

推定体長8mの恐竜化石のほぼ全容が判明した。

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研究チームの古脊椎(せきつい)動物学小林快次(よしつぐ)北海道大学准教授は、「他のハドロサウルス科恐竜にみられない骨の特徴もあり、新種の可能性は非常に高い。」と話している。

むかわ竜の化石は、2003年04月に穂別町在住の堀田良幸が散歩の延長でアンモナイトなどが産出する沢沿いを歩いていた際に、崖の中腹で骨化石を発見し、穂別町立博物館に寄贈した。

それは、町内の約7200万年前(白亜紀後期)の地層から見つかった。

この骨化石は首長竜の尾椎骨であると判断され、そのクリーニング作業は、他の重要な化石に次ぐものとして後回しにされていた。

その後、2010年から首長竜化石としての調査・研究のため、この化石のクリーニング作業をはじめた。
2011年には、首長竜としての研究を依頼していた東京学芸大学の佐藤たまき准教授が、この標本が首長竜ではなく恐竜のものである可能性を指摘した。
 
そこで、恐竜研究の専門家である北海道大学総合博物館の小林快次准教授に鑑定を依頼したところ、恐竜化石であることが確認され、おそらく植物食恐竜ハドロサウルス科のものだろうとされました。

2003年に寄贈された部分は尻尾の中間から後ろにあたる尾椎骨が13個も連結していたものであったので、この恐竜は、死後その場で埋没し、化石になったものだろうと推定された。

恐竜化石が産出した層準は波の影響を受けないほど水深が深い80〜200mの海底だった場所であることなどから、死んだ後に沈んだため、尻尾だけでなく全身骨格が埋蔵している可能性も高いことが分かった。

研究チームは、この恐竜化石を発掘するために、小林快次准教授と北海道大学の学生や北海道大学総合博物館のボランティアの方々の協力を得て、2013年9月〜10月に第一次発掘、2014年9月に第二次発掘を行った。
第一次発掘では1.2mの右大腿骨(モモの骨)を含め、後肢と尾椎骨の大部分を発掘しました。
第二次発掘では100本におよぶ遊離した歯や頭骨の一部を確認しました。
第一次・第二次発掘で採集した骨化石入りの岩石は、計6トンに及び、これらの中に全身に近い骨化石が埋蔵されていると考えられえていた。余分な岩石を取り除くクリーニング作業には時間がかかるために、すべてのクリーニング作業が終了するまでに数年間の時間がかかると見られていた。

一般的なハドロサウルス科の恐竜の骨格は255個で構成されており、今回特定された157個は骨の数は全体の約6割、体積では約8割に相当するという。

研究チームは今後、ほかのハドロサウルス科恐竜との違いなどを明らかにする作業を進めるという。

むかわ町穂別博物館の緯度、経度
42°45'58.0"N 142°08'08.6"E
または、
42.766117, 142.135717



所在地/〒054-0211むかわ町穂別80番地6
電話番号/0145-45-3141
E-mail/hakubutukan@town.mukawa.lg.jp

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