2018-07-12

スイスのABB、ベトナムで産業用ロボットの販売強化。

経済

アジア経済ニュースNNA ASIAは2018年07月16日に、スイスのエンジニアリング大手ABBは、ベトナムで産業用ロボットの販売を強化していく方針の一環として、2018年07月12〜13日にハノイで開催されたフォーラム・展示会「第4次産業革命(Fourth Industrial Revolution/インダストリー4.0)サミット2018(Industry 4.0 Summit 2018)」に出展したと報告した。

ABBベトナムのカントリーデジタルリード、リン・チュオン・ホアンは、「ベトナムでは電子、四輪・二輪車、食品・飲料の関連企業からの引き合いが多く、これまでに3,000台余りを販売した実績を持つ」と説明した。「現在、顧客の割合は外資系企業と地場企業が半々程度だが、地場企業からの問い合わせが増えている」とし、今後は地場企業への販売も強化していく方針を示した。地場企業にとっては価格がネックとなるケースが多いが、産業用ロボット導入に対する関心は高まりつつあり、販売を拡大できる可能性は高いという。

ABBは、今回の展示会で双腕の産業用ロボット「ユーミィ(YuMi - IRB 14000)」を展示し、来場者の関心を集めていた。同社が15年にドイツで発表したユーミィは、小型部品の組み立てなど細かい作業が可能で、人間と協働できることを特徴としている。リン・チュオン・ホアンによると、中国の拠点で製造したものを輸入販売し、価格はプログラミング内容によって異なる。「ベトナムではまだ販売実績はないが、企業からの問い合わせが増えている」という。

ABBは、1993年にベトナムに進出。ハノイに本社を構える。ハノイと北部バクニン省に工場、ホーチミン市と中部ダナン市に支店を置き、従業員約900人を抱える。