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2018-07-12

韓国SKグループの持ち株会社SK、米国企業買収!

健康美容と医学の科学

アジア経済ニュースNNA ASIAは2018年07月16日に、韓国SKグループの持ち株会社SK Holdingsは2018年07月12日に、バイオのCDMO(Contract Development&Manufacturing;Organization/医薬品開発支援や受託製造サービス)を手掛ける米国のアムパック(AMPAC/AMPAC Fine Chemicals)を買収すると発表した。

韓国企業が米国の医薬品メーカーを買収するのは初めてで、買収額は非公表だが、業界では7,000億ウォン(約701億4,000万円)台とみられ、国内の製薬会社としては過去最大の買収・合併(M&A)となる。

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100%子会社で、医薬品原料メーカーのSKバイオテックとの相乗効果を高め、2020年までにバイオのCDMO分野で世界トップを目指す。

SKは同日開催した理事会(日本の取締役会に相当)で、アムパックの株式100%を取得することを決定した。

カリフォルニア州に本社を置くアムパックは抗がん剤や中枢神経系、心臓・血管など循環器系疾患の治療薬などに使われる医薬品原料を製造しており、売上高は年15%以上のペースで拡大しているという。

米国国内に生産設備3カ所と研究施設1カ所を保有。500人以上が勤務している。

売上高が1,000億円を超えるブロックバスター(大型新薬)に成長する可能性が高い医薬品原料を多く保有しているという。SKは報道資料を通じて「アムパックの生産設備はFDA(Food and Drug Administration/米国食品医薬品局)が検査官の教育場として活用するほど、レベルが高い」と優良企業ぶりをアピールしている。

しかし、これだけの米国企業を買収するとなると、許認可も厳しいだろう。

医薬品の業界も変革の時期に来ているのだろう。

米国はトランプ政府発足後、国内で消費される医薬品は国内で生産したものでなければならないという規制が強化され、海外メーカーが米国市場に進出するのは難しい状況になっている。SKはアムパック買収をきっかけに、北米市場進出に向けた足場固めを狙う。

SKは今回の買収を通じて、100%子会社のSKバイオテックとの相乗効果を高める考えで、SKバイオテックは、糖尿病・肝炎治療薬に使われる原料薬に強みを持ち、2017年は多国籍製薬会社であるアイルランドのBMS(Bristol-Myers Squibb/ブリストル・マイヤーズスクイブ)の生産設備を買収して話題となった。SKバイオテックの医薬品原料の年産規模は現在、アイルランド工場と韓国中部の世宗工場、大田工場を合わせて40万リットル。

アムパックを加えれば100万リットルとなる。

SKの広報担当者、SKはSKバイオテックの3カ所の工場で増設工事を予定している。完工する20年には4倍の160万リットルに拡大し、「世界トップ水準になる」という。

SKはさらにアムパックを通じて、米国シリコンバレーに拠点を置く新興製薬会社と協業し、新らたなビジネスモデルの構築を目指す。

SKは新薬開発にも力を入れている。100%子会社のSKバイオファームは自社開発した抗てんかん薬「セノバメイト」の米国での販売を控える。薬の有効性を確認する「第3相臨床試験」は最終段階に差し掛かっており、年内にもFDAに販売許可を申請する見込みである。「米国市場だけで1兆ウォン規模の売り上げが見込める」と、同広報担当者はいう。

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