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2018-07-12

愛媛県の宇和島では、豪雨でミカン畑が、「山ごと消えた!」

自然

日本経済新聞 電子版は2018年07月12日に、西日本を襲った豪雨で大きな被害を受けた愛媛県宇和島市の山と海に囲まれた吉田町では、特産のかんきつ類やタイなどの養殖業が深刻な打撃を受けたと報告した。

現地では、猛暑の中で今も断水や主要道路の通行止めが続き、農水産業被害は、まだ全体像がつかめていない。

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雨が上がった2018年07月10日に、かんきつ農家は、農園の様子を見るため、吉田町の主要道路から奥まった所にある自宅裏から農園へ上ってみたところ、山の斜面に沿った細い舗装路は所々で陥没、崩落し、土砂に埋もれ、自動車では通れない状態で、時に地に手をつき、雨で流され落ちてきたであろう大きな岩などの障害物を乗り越えながら進んで、斜面を見上げると、幅数十mにわたり、土が深くえぐられた崩落の跡が何カ所もある。土砂の中には流された果樹の枝や根のほかに、収穫物を運ぶトロッコのレール、まだ青く未熟な小さいミカンの実など、さまざまなものが含まれている。土ぼこりに混じり、時折吹く風にかんきつ類の香りが漂うだけで、小高い山の斜面にあるはずのミカン畑が見つからない。それどころか山は消え、「原っぱになっていた」。どこに流されたのか果樹の残骸さえ見当たらない状況であった。

日本一の生産量を誇るかんきつ王国・愛媛の中でも吉田町は有数の産地とされる。
地域ではブラッドオレンジなど何種類ものかんきつ類を栽培する。

ブラッドオレンジは、ドイツでクリスマスの定番!見たときはびっくりするが、食べると甘くて2度目のびっくり!

4ヘクタールの農園は点在しており、少なくとも1割程度は大雨で流されてしまったという。今後、確認が進めば被害状況も拡大しそうだという。

さらに、が農薬散布用のスプリンクラーの破損は深刻であった。

夏場は害虫を防除する重要な時期。いま防除しないと、例えミカン畑が無事だとしても黒点病やアブラムシ被害で秋以降の収穫ができないという。

高級品を中心に約100トンを生産している果樹園農家では、今年の収穫が大幅に落ち込みそうだという。

例年なら2,000万円の収入がある農家では、数百万円に落ち込み、設備を再構築するには数千万円は必要になる。

新しく苗木から育てると、収益をベースに乗せるまで10年かかるという。

「もう農家をやめて働きに出るしかないのかと嘆く若い夫婦もいる。」と話している。

私のように、毎年正月には、愛媛のみかんを箱ごと買っていたが、今年の年末はどうなるのだろう。

日本の農家は、したたかに粘り強い!それでも、別の農家は「時間をかけても戻すしかない」と、言う。

さらに、豪雨の被害は山側だけではない。タイやハマチなどの養殖業が盛んな沿岸部にも広がっている。

沖合に整然と浮かぶいかだなど養殖施設には、大雨で大量の泥水などが流入し、魚が死ぬ被害が確認されている。

愛媛県の2018年07月10日時点のまとめによると、近隣の八幡浜市ではタイ4万尾以上のへい死が確認されている。

愛媛県宇和島市吉田町奥浦の緯度、経度
33°16'29.5"N 132°29'08.0"E
または、
33.274872, 132.485547

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