2018-06-26

オーストラリアのQLD石炭輸送問題で、日本のメーカーも不満!

自然経済ロジスティクス

アジア経済ニュースNNA ASIAは2018年06月27日に、オーストラリアのクイーンズランド州ブリスベン(Brisbane, Queensland)の日刊タブロイド新聞「クーリエ・メイル(The Courier-Mail)」は2018年06月26日に、オーストラリアのQCA(Queensland Competition Authority/QLD州競争局/クイーンズランド州競争局)による石炭貨物鉄道網の規制案に端を発した石炭・貨物鉄道会社オーリゾン(Aurizon)と石炭各社の係争について、業界団体のQRC(Queensland resources council/QLD州資源協議会)のイアン・マクファーレン(Ian Macfarlane)最高責任者が、日本の鉄鋼メーカーが不満を募らせていると警告したと報告した。

係争の発端は、オーリゾンが独占する石炭輸送網に関して、QCAがオーリゾンの2017/18年度〜20/21年度の売上高に、同社の想定を約A$(豪ドル)10億(約810億円)下回る上限を設定したことにある。これに不満を持ったオーリゾンは、同州中部の鉄道メンテナンスの方法を大幅に変更し、石炭輸送量を年間約2,000万トン削減する方針を表明。同社と契約する石炭会社は、減産を強いられると反発している。

オーリゾンは妥協案として、鉄道メンテナンスの作業遅延を10日間、一時停止する案を提示したが、石炭業界はこれを拒否。

マクファーレン最高責任者は、「オーリゾンが従来のメンテナンスを再開し、QCAが(売り上げ制限に関する)最終決定を下すまでこれを維持すれば、われわれとしてもQCAに業界の意向を示し、協議する用意がある。」と述べた。

QRCは、石炭輸出量が2,000万トン削減された場合、QLD州全体の輸出高が年間最大でA$(豪ドル)40億失われ、州政府に支払われるロイヤルティー(生産賦課金)も5億豪ドル減少すると見込んでいる。
マクファーレン最高責任者は「オーリゾンの強硬姿勢に対してこれ以上の代価は払えない」と訴えた。

オーリゾンの最高経営責任者(CEO)アンドリュー・ハーディングス(Andrew Harding)、アナスタシア・パラスズキュークQLD州首相(Annastacia Palaszczuk, Premier of Queensland)、在ブリスベン日本国総領事の柳井啓子(Keiko Yanai)も巻き込んで、さらに、業界団体のQRC(Queensland resources council/QLD州 資源協議会)のイアン・マクファーレン(Ian Macfarlane)最高責任者まで登場した。

早く解決しないと、全員が物凄く損をする!

2018-05-28---オーストラリアのQLD石炭、ブリスベン日本総領事も懸念!
2018-05-15---オーストラリアのオーリゾンの係争で、石炭各社、生産停止を示唆。

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