2018-06-07

最高賞「パルムドール」受賞の是枝裕和監督は、林文科相の祝意を辞退。

人物

毎日新聞は2018年06月8日に、フランスで開催された第71回カンヌ国際映画祭で、映画「万引き家族」が最高賞「パルムドール」を受賞した是枝裕和監督に対し、林芳正文部科学相が文科省に招いて祝意を伝える考えを示したところ、是枝監督が自身のホームページ(HP)に「公権力とは潔く距離を保つ」と記して辞退を表明したと報告した。

林芳正文部科学相は2018年06月07日の参議院文教科学委員会で、立憲民主党の神本美恵子から「政府は是枝監督を祝福しないのか」と質問され、「パルムドールを受賞したことは誠に喜ばしく誇らしい。(文科省に)来てもらえるか分からないが、是枝監督への呼びかけを私からしたい」と述べた。

この答弁を受け、是枝監督は2018年06月07日に、HPに「『祝意』に関して」と題した文章を掲載した。今回の受賞を顕彰したいという自治体などからの申し出を全て断っていると明かした上で「映画がかつて『国益』や『国策』と一体化し、大きな不幸を招いた過去の反省に立つならば、公権力とは潔く距離を保つというのが正しい振る舞いなのではないか」とつづった。

今回の受賞を巡っては、レジスタンスで生まれたフランスの新聞「フィガロ(Le Figaro) 」が2018年05月22日に、『Une affaire de famille: la palme de l'embarras pour le gouvernement japonais』で、日本の首相から祝意が伝えられないことを「是枝監督が政治を批判してきたからだ」と報じていた。

そういえば、私の周囲にも驚くほど政府に批判的な人が、ちゃっかり紫綬褒章を受け取っている。

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