1970-05-29

ドイツ生まれのアメリカのアーティストイーヴァ・ヘスが死去。

人物アート

ArtDailyは2019年05月29日に、ドイツのハンブルグ(Hamburg)に住む両親がユダヤ人の家庭で生まれ、ドイツのナチスの迫害を恐れて、1939年に一家でアメリカ合衆国のニューヨークに移住したユダヤ系のアメリカ人彫刻家で、画家、ラテックス、ファイバーグラス、プラスチック製品などの素材で作品を作ったことで知られるエヴァ・ヘス(Eva Hesse/1936 - 1970)は、脳腫瘍で3度の手術を行った後、1970年05月29日にニューヨークで34歳で死去した。

両親は離婚し、母親は自殺している。

母親の写真は1枚もなかった。

アメリカ国籍を取得して、1952年から1953年にかけてPratt Institute of Designで学び、1957年から1959年まではイェール大学(Yale University)の絵画彫刻スクールでは、同じくドイツ出身で、バウハウスで学び、卒業後は、バウハウスにて教鞭をとっていた後、アメリカに移住したジョセフ・アルバース(Josef Albers/1888/ - 1976)に絵画を学んだ。

イェール大学の友人で彫刻家のトム・ドイル(Tom Doyle/1928 - 2016)と結婚し、第2次世界大戦後、夫とともに1964年から1965年にかけてドイツに滞在して製作を続け、絵画から彫刻へと劇的に変化した。

1965年、ニューヨークに戻ってから数か月後にドイルと離婚している。

病床で構想された遺作は、包帯で巻かれた大きなミミズのような立体群であった。

彼女は、1960年代に、ポストミニマリズムの活動をしたニューヨークのアーティストの一人で、ミニマリズムまたはポスト・ミニマリズムの傾向をもつ立体作品で脚光を浴びた。

今回公開された作品は、「No title, 1963」で、インク、グワッシュ、クレヨン、およびグラファイトで22.5×28.5インチ。
個人収集家のコレクション。