2018-05-23

マレーシアの新政権、HSRなど大型事業見直しへ。

経済

アジア経済ニュースNNA ASIAは2018年05月24日に、マレーシアの新聞「スター(Star)」は2018年05月23日に、マレーシアの92歳のマハティール(Mahathir bin Mohamad/1925 - )元首相が率いる新政権は、前政権時に決まった大型公共事業を見直し、不要と判断したものを中止する方針だと伝えた。

すでに、動いていたJRにも影響が出る。

マレーの虎ハリマオーが、吠え始めた。

モハマド・アズミン・アリ経済相は、どこか若い頃の高倉健を思い出す。

モハマド・アズミン・アリ経済相(Economic Affairs Minister, Datuk Seri Mohamed Azmin Ali)が2018年05月22日明らかにしたもので、マレーシアの首都圏と半島東海岸を縦断するECRL(East Coast Rail Line/東海岸鉄道)、クアラルンプールとシンガポールを結ぶHSR(High Speed Rail/高速鉄道/KL-SG HSR)の敷設事業などが見直し対象となる。

モハマド・アズミン・アリ経済相は記者団に対して、前政権が実施を決めた大型事業の一部は、総選挙をにらんで性急に承認されたもので、実現可能性、公益性の面で疑問があると指摘した。

新政権が約1兆リンギ(約28兆円)に上る政府債務や、これらの事業が決まった際の手続きの透明性を問題視していることにも言及し、すべての事業の見直しや条件の再調整を進める方針を示した。

マハティール首相は総選挙で野党連合の勝利が決まった際、大型事業の見直しを示唆した。前政権の目玉政策だったECRL、HSR事業の行く末に注目が集まっていた。アズミン経済相は両事業が見直し対象となることを言明した。

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