2018-05-15

オーストラリア軍の軍艦建造、予算大幅超過の恐れ!?

戦争と平和

アジア経済ニュースNNA ASIAは2018年05月16日に、オーストラリアの経済新聞「AFR(The Australian Financial Review/オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー)」は2018年05月15日に、マルコム・ターンブル( Malcolm Bligh Turnbull)政権が新型の軍艦建造プロジェクトの開始を急ぐあまり、予算が当初の見積もりを大幅に超過する「非常に高い」リスクがあると、ANAO(Australian National Audit Office/オーストラリア会計検査院)が指摘している。

連邦政府は2017年05月に、総額A$(豪ドル)890億(約7兆3,540億円)を投じる軍艦建造計画の詳細を発表した。

次期潜水艦12隻と次期フリゲート艦9隻、海洋巡視船12隻を含む軍艦の建造により、向こう15年間で最大1万5,000人の雇用が創出される見通しとしていたと伝えたと報告している。

ヘイール(Grant Hehir)会計検査院長官は2018年05月14日に発表した報告書の中で、政府が国内産業の振興と南オーストラリア)州アデレード(SA(South Australia, Adelaide)と西オーストラリア州パースWA(Western Australia Perth)の雇用増を促進することを目的に、費用対効果分析を怠ったと批判した。ANAOは国防省に対し、A$890億に上るとされた軍艦建造計画の最新の見積もりを公表するよう要求している。

政府は2017年11月、A$40億を投じる海軍海洋巡視船12隻の設計をドイツの造船業者ルルセン(Lurssen)に委託すると決定した。

Lurssen社は、SA州とWA州で作業に当たることになっている。

ANAOはまた、政府が次期フリゲート艦の開発期間を短縮し、2020年に建造を開始すると決定したことで、コストが予算を上回り、期限を超過する「非常に大きなリスク」が生まれたと主張している。

これに対してクリストファー・パイン(Christopher Pyne)国防産業相は、国内の軍艦建造に税金を投じることで雇用を創出するとともに、海外から軍艦を購入する代わりに国産の鉄鋼を使用し、国防産業を強化するのは当然のことだと述べている。

次期フリゲート艦9隻の建造プロジェクトの委託先は数週間内に決まる見通しいとう。

どの国でも、軍隊が問題を起こしている。

十分な燃料の予備もないのに、軍隊は船を作りたがる。

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