2018-05-15

マレーシアの富士フイルムは、インスタックスSQ6を発表。

アート

アジア経済ニュースNNA ASIAは2018年05月16日に、富士フイルムの現地法人フジフイルム(マレーシア)は2018年05月15日に、スクエアフォーマット(正方形)のフィルム出力に対応する2機種目のモデルになるインスタントカメラ「instax(インスタックス/日本名:チェキ)」シリーズの新製品「instax スクエアSQ6」の発売を、日本と同時発表したと報告した。

富士フイルムとフジフイルム(マレーシア)は新製品を通じてアナログフォーマットの魅力を周知することで、プリント現像の需要へとつなげていきたい考えのようである。

富士フイルムとフジフイルム(マレーシア)は2017年05月に、62mm×62mmのスクエアフォーマットのフィルムに対応する初めての機種「instax スクエアSQ10」を発売していた。

「instax スクエアSQ10」は、マイクロSDカード・スロットや液晶モニターを装備して本体での画像加工も可能など、デジタルカメラの機能も備えた高付加価値モデルだった。

今回発売する「instax スクエアSQ6」はデジカメ機能のないアナログモデルとなる。

人気スマートフォンアプリ「インスタグラム」を通じて、スクエアフォーマット画像になじんでいる若い消費者層の取り込み強化を狙い、販売価格はGST(消費税)込みで1,328リンギであった「instax スクエアSQ10」に対し、「instax スクエアSQ6」はGST(消費税)込みで598リンギ(約1万6,600円)と半額以下で販売される。

アナログ機種とはいえ、芸術的な表現に向くスクエアフォーマット・フィルムを生かすための各種機能を備えている。

暗い室内でも被写体と背景を明るくきれいに撮影するため、シャッタースピードとフラッシュ光量の自動調整機能を装備。

レンズ横にはセルフショットミラーが付いているほか、自分撮りに最適なピントと明るさを調整する「セルフィーモード」機能もある。

さらに、シャッターを2回押して1枚のフィルムに2つの画像を重ねる「二重露光モード」や、料理などの近距離撮影が可能な「マクロモード」、風景撮影に最適な「遠景モード」の撮影機能を搭載した。

また、フラッシュの色を変えて風合いの違いが楽しめる3色(オレンジ・パープル・グリーン)の「フラッシュカラーフィルター」も付属している。カラーは、パールホワイト、ブラッシュゴールド、グラファイトグレイの3色を備えた。

2018年05月25日から全国発売する。富士フイルムとフジフイルム(マレーシア)は2018年度に1万台の販売を目指している。

「instax スクエアSQ6」の拡販に向け、富士フイルムとフジフイルム(マレーシア)は会員制交流サイト(SNS)で活躍する芸能人やブロガーなどインフルエンサーの活用を重視している。

2018年05月15日の発表会では、フジフイルム(マレーシア)の公式アンバサダーに任命されたマレーシアの人気歌手・俳優のアルヴィン・チョン(Alvin Chong)が登場した。

インスタグラムに80万人以上のフォロワーを持つアルヴィン・チョンを通じ、同社製品やイベントを積極的にアピールしていく。またインスタックス・シリーズのグローバル・パートナーシップには、歌手のテイラー・スイフト(Taylor Swift)が任命されている。

富士フイルムとフジフイルム(マレーシア)の中村祥敬マネジング・ディレクターは、「instax スクエアSQ10」の反響からみて、スクエアフォーマットのインスタックス拡販余地は十分にあると指摘した。価格やデザインがより身近になった「instax スクエアSQ6」の拡販に力を入れると述べた。

専用の販売ディスプレーを用意し、販売店に設置してもらう方針。

そしてインスタックスを入り口に「多くの消費者にプリント作品の良さを知ってもらい、プリント需要の拡大につなげたい」と強調した。

インスタックス・シリーズの世界全体での販売台数は、2017年度に前年比で約17%増の770万台に達しており、2018年度は900万台への到達を目指している。