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2017年12月03日

浪速のボンボンやがしんたれは、2千年前からタコ好き?

朝日新聞デジタルは2017年12月14日に、浪速名物のたこ焼は、弥生時代から?

この秋、朝日新聞社など後援し、大阪府和泉市の府立弥生文化博物館で開かれ、2017年12月03日で終了した「海に生きた人びと 漁撈(ぎょろう)・塩づくり・交流の考古学」は、全国から海に関する考古資料を集めた特別展だったが、地元・大阪湾のタコ壺(つぼ)漁の歴史をたどることができたと、編集委員今井邦彦が報告した。

博物館の隣にある国史跡に指定されている弥生時代中期の集落遺跡「池上曽根(いけがみそね)遺跡」では、2千年以上前の弥生中期の遺構から高さ約10センチのコップ形の土器が大量に出土した。

それは、日本最古級のタコ壺だった。

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小さな壺はイイダコ用、高さ20cm以上の壺はマダコ用。タコ壺漁は大阪湾で始まり、瀬戸内海や北部九州にも広がったとみられる。

初期のタコ壺には、口縁部の近くに引き揚げるためのひもを結ぶ穴がある。

弥生末期になると、底の方に取っ手状のひも穴をつけた、釣鐘(つりがね)形のタコ壺が登場。

タコは光があたると逃げてしまうため、口を海底に向けたまま引き揚げられるメリットもあった。

その後、大阪湾ではこの釣鐘型が主流になっていく。

和泉、高石、泉大津三市にまたがる古墳時代中期(5世紀)の「大園(おおぞの)遺跡」では、最先端技術だった硬質な須恵器のタコ壺が大量に出土している。

須恵器生産は、ヤマト王権によって生産が管理され、「大園遺跡」のタコ漁にも権力が関与していた可能性がある。

弥生時代の「池上曽根遺跡」でも、漁具の中でタコ壺の数が突出して多い。和泉の弥生人はよほどタコ好きだったっということだろうかと編集委員・今井邦彦は想像している。

著名な考古学者だった故森浩一は、府立泉大津高校の教諭時代に多くのイイダコ壺についての研究を発表していた。

イイダコのメスは冬になると卵を体内にぎっしり抱え、その卵が米飯のように見えることから、「飯蛸(いいだこ)」の名がついたとされる。森浩一は、古代の人々にとって、イイダコは豊作を祈る祭祀(さいし)に欠かせないものだったのではないか、とみていたようだ。

海水を煮詰めて塩をつくるための「製塩土器」も、地域性があって興味深い。弥生時代に瀬戸内東部に登場する細身のビールグラスのような土器が各地に広がったあと、古墳時代には地域ごとに独自の「進化」を遂げていった。九州や東海では、長い脚のついたワイングラスやゴルフのティーのような形になり、大阪湾では小さなコップ形になっていく。大阪湾周辺では馬の飼育が盛んになり、小型の製塩土器を持ち歩いて、そのまま馬に与えていたらしい。

弥生時代から古墳、飛鳥、奈良時代へと社会や政治の仕組みが大きく変化していった一方で、海で生きる人々の暮らしには連続性があり、それは現代にもつながる部分があるかもしれない、と感じる展示だったと報告している。

タコで思い出すのは、大阪より、天下一品の「明石のたこ」!
倉敷・下津井田之浦などでは、タコの足を広げて干した蛸があり、空にあげる凧のようで、同じ音なのが不思議である。
蛸壺には、防府式、平郡式、明石式があり、私の知人は、平郡という苗字であった。

かれがときどき、タコの足を広げて干した蛸を土産に持って来てくれた。v

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