2017-11-29

TSMC元社員、8ナノ情報不正入手で有罪判決。

犯罪と裁判

アジア経済ニュースNNA ASIAは2017年12月01日に、ファウンドリー(半導体の受託製造)世界最大手のTSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd./臺灣積體電路製造股份有限公司/台湾積体電路製造)でエンジニアとして勤務していた元従業員が、28ナノ・プロセスに関する情報を不正に取得し、中国の半導体メーカーである上海华力微电子(上海華力微電子)への転職を図ったとして、営業秘密法違反と背任の罪で起訴された裁判で、新竹地裁(臺灣新竹地方法院/台湾新竹地方法院)は2017年11月29日に、元従業員に対し、懲役1年6カ月、執行猶予4年の判決を言い渡した。

TSMCによると、元従業員は2010年に入社し、2017年01月に辞表を提出したが、在職時に業務とは関わりのなかった28ナノ・プロセス関連の資料を大量にコピーしていたことが分かったため、事情聴取したところ、情報を不正に取得したことを認めた。

その後、元従業員の自宅を本人立ち会いのもと調べたところ、関連資料が見つかったため、元従業員を解雇するとともに新竹地検(臺灣新竹地方法院検察署/台湾新竹地方法院検察署)に告発した。

新竹地検が捜査した結果、元従業員が2016年12月に上海華力微電子を訪れ、28ナノプロセスに関する情報を同社に引き渡した上で、転職する約束を交わしていたことが明らかになり、2017年05月に元従業員を起訴することを決めた。

映画などで、見たことはあるが、産業スパイは、必ず殺されてる。

それにしては、懲役1年6カ月、執行猶予4年の判決は軽すぎるのでは?これでは後を絶たないだろう。