2017-11-29

オーストラリアの次期フリゲート艦、世界最高技術採用!

戦争と平和

アジア経済ニュースNNA ASIAは2017年12月01日に、AFR(The Australian Financial Review/オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー)が2017年11月29日に、イギリスやイタリア、スペインの企業3社が応札する、A$(豪ドル)350億(約2兆9,667億円)規模のオーストラリア海軍次期フリゲート艦建造プロジェクト「シー5000フューチャー・フリゲート(Sea 5000 future frigate)」では、どの企業が落札しても、世界最高の技術を採用する高性能艦9隻が建造されると予測している。

次期フリゲート艦は、弾道ミサイルに対する防御能力だけでなく、ステルス性能や高度の対潜能力も持つと報じたと報告した。

イギリスの防衛大手BAEシステムズ(BAE Systems)は、イギリス海軍の26型(シティー級/City Class)フリゲート艦の発展型を提案した。

防空戦闘に使用されるイージスシステムを搭載するほか、オーストラリアの防衛企業CEAテクノロジーズのCEARアクティブ・フェーズド・アレー・レーダー(Active phased Alley radar)を採用し、米国のイージスシステム用艦対空ミサイルSM-2や弾道弾迎撃ミサイルSM-3、超長射程ミサイルSM-6、さらにその後継ミサイルにも対応する。

このほか、BAEは次期フリゲート艦の対潜能力を高めるとともに、高いステルス能力も兼ね備えるものにするとしている。

競合のイタリア造船会社フィンカンティエリ(Fincantieri)は、現代の同種艦に必須とされる高度な対潜能力を装備したデザインを提案しており、BAEと同様、ステルス性も重視している。

スペインのナバンティア(Navantia)は、オーストラリア海軍が使用するホバート級駆逐艦(Hobart class destroyer)の発展型を提案している。

ナバンティアは、ホバート級が既にステルス能力やイージスシステムを装備しているほか、高い対潜能力を持ち、CEARアクティブ・フェーズド・アレー・レーダーも搭載しているとし、最新技術を取り込んだ発展型ならオーストラリア海軍の導入負担も軽減されるとしている。

連邦政府は2018年上半期に受注企業を決定し、2020年から建造を始めたいとしている。