2017-10-14

旅行中に病気になったと嘘をついたカップルに禁錮刑!

観光

AFPは、イギリスのリバプール(Liverpool)の刑事法院は2017年10月13日に、海外旅行中に病気になったという嘘の申し立てをした罪でイギリス人カップルに禁錮刑を言い渡したと報告した。

イギリス当局はこの判決により、旅行中に食中毒になったという偽の申し立ての「急増」が収まることを期待している。

53歳のデボラ・ブライトン(Deborah Briton)被告と43歳のパートナーのポール・ロバーツ(Paul Roberts)被告は、2015年と2016年にスペインのマヨルカ(Majorca)島を旅行中、両被告とその2人の子どもが病気になったと主張し、旅行業者トーマス・クック(Thomas Cook)に対し、損害賠償として£2万(297万円)を請求した。

両被告は旅行業者が起こした訴訟で4件の詐欺を認めた。

裁判官デビッド・アウブレイ QC(Judge David Aubrey QC)は「両被告は自身たちと子どもたちの利益のために、2回の旅行中で病気になったと申し立てた。その申し立てはまったくのでっちあげだった。」と述べ、デボラ・ブライトン被告に禁錮9月、ポール・ロバーツ被告に禁錮15月を言い渡した。

最初はデボラ・ブライトンの娘シャリーン(Charlene)も起訴されたが、起訴が外された。
また、法廷は、彼らが手に入れた金額に訴訟費用を加えた£28,000の罰金を請求した。

裁判官は、今回の判決により同様の事件の「急増」が収まることを望むと述べた。

この記事は、イギリスのほぼすべてのメディアが大きく取り上げている。

イギリス司法省は今月、海外旅行中に病気になったとする賠償請求がこの3年間で7倍に増加していることを受けて、そうした請求に「Call for Evidence(根拠に基づく情報提供の照会)」を開始した。

旅行業者は従来、そうした請求については訴訟費用が高くつきかねない海外の法律制度に関わることを避けるため、法廷外で問題を解決してきた。

海外旅行保険制度を悪用した犯罪は、結構多いのかもしれない。

そういえば、ドイツの学生時代に、クラスメイトがスキーに行って骨折し、学生保険で保証してくれたが、治療中の生活費まで支払ってくれ、松葉杖で足を引きずりながら、思いがけない高収入を得たと喜んでいた。