2017-08-14

中国銀聯カード、年内にロシア全域の8割を網羅。

モバイル・マネー

AFPは2017年08月20日に、1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳した情報として、銀聯国際(China UnionPay International)が2017年08月14日に発表したところによると、銀聯国際はロシア第二大銀行のVTB24銀行との業務提携を深め、同行のすべてのATMで銀聯カード(UnionPay Card)を使用できるようにすると報告した。

年内に12万台のPOS端末で銀聯カードが受理され、ほとんどのロシアの小売り店舗で中国銀聯のモバイル決済サービス「雲閃付(QuickPass)」が開通される見込みだという。

ロシア4大銀行による銀聯カードでの受け入れが全面的に開通することになり、2017年末には現地での銀聯カードの使用範囲が8割以上に引き上がる。

VTB24銀行は主にモスクワ(Moscow)、サンクトペテルブルク(St. Petersburg)、シベリア(Siberia)などの地域の旅客鉄道のほか、航空会社、スーパーマーケット、レストラン、観光スポットなどを網羅する。

今回の提携によって、観光客が支払いを行う上で便利なサービスを提供でき、地元住民の銀聯カードの使用促進にもつながる。

ロシアは「一帯一路(一带一路/belt and road/One Belt One Road)」沿線国の大きな主要市場で、銀聯カードの受け入れネットワークは、インターネットを含め広い。現地ではすでに50万台を超えるPOS端末と9万台の現金自動預払機ATMで銀聯カードを使うことができる。

一部店舗では「雲閃付」サービスも開通され、保有者はスマートフォンでの支払いも簡単にできる。アエロフロート・ロシア航空( Аэрофлот - Российские авиалинии/Aeroflot Russian Airlines)など航空会社の公式サイトでも銀聯カードを使用できるようになった。

ロシアでは、銀聯カードを使用する消費者が増えている。
現地の9行は累計90万枚の銀聯カードを発行した。
ロシア現地行が発行した銀聯カードが、60か国や地域で頻繁に使われている。2017年07月上旬には、銀聯国際(UnionPay International)とNSPK(National Card Payment System/ロシア国家決済システム)との協力も実質的な進展があり、ロシア農業銀行(Russian Agricultural Bank)が銀聯と連携したデビットカードを発売したことで、使用範囲がロシア国内から160以上の国と地域へと拡大され、ロシア住民のクロスボーダー決済が大幅に便利になったと報告した。

数年前から、VISAやMasterCardより、カード発行枚数が多いと言われてきた銀聯カードは、さらにその差は拡大している。

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