2017-07-25

台湾の大哥大、映像事業が黒字に転換。

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アジア経済ニュースNNA ASIAは2017年07月27日に、通信台湾大手の台湾大哥大(台湾モバイル)の鄭俊卿総経理は2017年07月25日に、映像配信事業「myVideo(マイビデオ)」が2016年に黒字転換したことを明らかにしたと報告した。

有料会員数を向こう1年で現在の100万人から150万人に増やし、事業のスピンオフ(分離・独立)も視野に入れていると伝えている。

工商時報などは2017年07月26日に、鄭総経理は「マイビデオは利益を計上している数少ないOTT(Over The Top/オーバー・ザ・トップ/インターネット上で動画など大容量コンテンツを配信するサービス)だ」とした上で、台湾最大のOTTプラットフォームへと成長し、「台灣Netflix(ネットフリックス)」を目指す考えを示した。

有料会員数が150万〜200万人に達した後は、同社が属する富邦金(富邦金融控股/Fubon Financial Holding Co./フボン・フィナンシャル・ホールディングス)でコンテンツ制作を行う凱擘影芸との合弁で、1,000万台湾元(約3,685万円)以上を投じてオリジナルドラマを制作する計画という。

富邦金には、富邦銀行(Fubon Bank)や富邦人寿保険(Fubon Life Insurance Co., Ltd.)なども傘下にある。

同社は連結売上高における通信事業の割合が低下する中、2012年から「マイビデオ」や音楽配信を行う「myMusic(マイミュージック)」、電子書籍の「myBook(マイブック)」、ゲームの「myPlay(マイプレイ)」ショッピングの「my Shopping」といった有料プラットフォームを相次ぎ展開した。

これら事業の売上高に占める割合は現在の5%から、年内に8%に拡大する見通しだと言っている。

直球ではなく、変化球で有料コンテンツを成功させている。

新聞社やテレビ局が、それ自体を有料コンテンツにしようとするのではなく、周辺から攻めて成功している。