2017-07-12

伝説的写真家集団「マグナム」が、赤字に苦しみ出資募る。

AFPは、写真界の偉人ロバート・キャパ(Robert Capa)とアンリ・カルティエブレッソン(Henri Cartier-Bresson)が創設した伝説的な写真家集団「マグナム・フォト(Magnum Photos)」が、初めて一般投資家の出資を募るという大改革を余儀なくされていると報告した。

「マグナム・フォト」は第2次世界大戦(World War II)後に設立され、瞬く間に世界中の偉大な写真家たちが集結した。だが、「マグナム・フォト」の経営部門の責任者であるデビッド・コーガン(David Kogan)はAFPに対して2017年07月11日、今では毎年膨大な枚数の写真が撮影され、誰もが写真家になっていると語った。

昔は、高いカメラが買える人が限定されていた。
今では、誰でもカメラ付き携帯電話を持っている。

それも高品質になり、無尽蔵の才能が発掘されている。

天才と言われた写真家が、素人に追い越される。

デビッド・コーガンは「市場はこの30年ですっかり様変わりした。」「写真に大金をはたいていた新聞各社も、もはやそんな金額を使わなくなった。だからわれわれは新しいプロジェクトに投資し、未来について考えなければならない。」と説明。

米国のニューヨーク(New York)、イギリスのロンドン(London)、東京、仏パリ(Paris)に事務所を構える「マグナム・フォト」が、初めて一般投資家からの出資を募るという歴史的な改革を余儀なくされていると明らかにした。

すでにドイツやノルウェー出身の個人投資家が「マグナム・フォト」に融資を行い、さらに資産管理のために「マグナム・グローバル・ベンチャーズ(Magnum Global Ventures)」という名の子会社を創設する予定となっているという。

今回の契約の狙いについデビッド・コーガンは、「マグナムが常に抱えていた弱点を、その魂を失うことなく是正することにある。」と説明した。

また「マグナム・フォト」が新会社においても筆頭株主であり続けると述べ、新会社は長らく赤字に苦しむ「マグナム・フォト」をすぐに黒字に転換させるだろうと付け加えた。さらに、計画によれば「マグナム・フォト」に所属する写真家92人は引き続き、著作権と新しい写真家の入会を認める権利を保持することになると伝えている。