2017-07-01

中国の圧力に反発し、返還20年で香港民主派が大規模デモ。

政治

時事通信社は、香港で2017年07月01日に午前、英国から中国への返還20周年記念式典が開かれ、中国の国家主席習近平(习近平/President Xi Jinping)は演説で、香港社会の基盤となっている「一国二制度」について「一国」重視の姿勢を強調して香港独立の動きをけん制したと報告している。

民主派は2017年07月01日午後、大規模デモを行い、参加者からは習近平国家主席の高圧的な態度に反発の声が上がった。

地元メディアによると、主催者は6万人超が参加したと発表した。当初、約10万人の参加者を見込んでいたが、昨年の11万人を下回った。警察発表は昨年から4800人減の1万4500人。警察は習近平国家主席の香港訪問を受け、例年よりも警備を強化した。

デモ隊は香港島中心部の公園から政府本部までを行進し、一国二制度の堅持や中国の香港内政への関与中止、行政長官普通選挙の実施を訴えた。
また、がんで治療を受けている中国の民主派作家劉暁波についても、行動の自由を認めるよう要求したと伝えている。

デモに参加した27歳の女性会社員は「習は香港人をだまそうとしている」と警戒感をあらわにした。
62歳の元教師は、習近平国家主席の訪問自体は評価しつつも、「市民の声を聴くチャンスを逸した」と指摘した。

習近平国家主席は式典で「中央の権力と香港基本法の権威に対する挑戦は許さない」と述べ、独立を視野に入れる新興の反中勢力「本土派」に強く警告した。

その中核となっている若年層を対象とした愛国教育を強化するよう、この日就任した親中派の林鄭月娥行政長官率いる新政府に求めた。

しかし、未来をになるのは、中核となっている若年層である。

習近平国家主席は6月29日に香港入り。記念式典出席や中国軍香港駐留部隊の視察などを終え、1日午後に中国本土へ戻った。

2017-06-30---中国の習近平国家主席の香港訪問。
2017-06-26---中国のノーベル平和賞受賞劉暁波は、末期がん。

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