2017年06月14日

古生物の巨大七面鳥は、飛ぶこともできた。

超過去自然

AFPは2017年06月15日に、オーストラリアにはかつて、カンガルーほどの大きさの飛ぶことのできる七面鳥に似た鳥が生息していたと、古生物学者らが2017年06月14日に、発表した。

今回の研究では、広い範囲から見つかった化石や骨を分析し、既に絶滅した鳥類5種を新たに同定したという。

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サウスオーストラリア(South Australia)州にあるフリンダース大学(Flinders University)の研究チームは、新たに見つかったこの鳥類について、現存するクサムラツカツクリ(Leipoa ocellata/草叢塚造/malleefowl)やヤブツカツクリ(Alectura lathami/藪塚造/Australian brushturkey/Australian brush-turkey)の近縁種にあたるとしている。

160万〜1万年前の更新世のオーストラリアには、ツカツクリ科の鳥類をはじめ、ディプロトドン(Diprotodon)やティラコレオ(Thylacoleo)、ショートフェイスカンガルー(procoptodo/プロコプトドン)といった大きな体を持つ動物が生息していたとされる。

1880年代に見つかった複数の化石を調査していた科学者らは当時、それらが1羽の鳥のものと考えていたが、新たに調査を進めた結果、5種の異なる鳥類のものであることが分かった。

このうち、現代の七面鳥に似ているという鳥は、体重が最大8kg、背丈はハイイロカンガルーよりも高い1.3mに達していた可能性があるという。これは、一般的な七面鳥の約4倍の大きさになる。

研究者のエレン・シュート(Elen Shute)は、「今回の発見で、オーストラリアのツカツクリの半数以上が更新世で絶滅していることが分かった。これまでそのような認識はなかったため、注目に値する発見となった。」と語った。

これら全ての鳥は、大きな体を持っていたが、その長く強靱(きょうじん)な翼骨から飛行可能だったと考えられる。樹上に止まることもできたと思われるため、地上に巣を作って卵を温める今の種とはまったく異なる。

この中の2種の化石については、広大なナラボー平原(Nullarbor Plain)のティラコレオ洞窟群(Thylacoleo Caves)で見つかった。この場所は15年前に初めて確認され、以来貴重な化石が複数出土していると伝えている。

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