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1967-05-30

マツダが「コスモスポーツ」を発売した。

東洋工業株式会社(後のマツダ)が世界で初めて量産化したRE(Rotary Engine/ロータリーエンジン)を搭載した2シータークーペモデルの「コスモスポーツ」を発売した。

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ただし、世界で最初に発売されたRE(Rotary Engine/ロータリーエンジン)を搭載した車は、1964年にフランクフルト自動車ショーで初公開されたNSU(Neckarsulmer Strickmaschinenfabrik/現・アウディ)が発売したリアエンジン車のヴァンケルスパイダー(NSU Wankel Spider/NSU Spider)である。これに搭載されたエンジンは、ロータリーエンジン特有の多くの課題が未解決のままであり、いわば「見切り発売」で、シングルローターのエンジンであった。ボディは1959年から売られていた。

「コスモスポーツ」に搭載された10A型エンジンは、それらの課題を克服して量産に耐えうるものであった。
このため10A型エンジンは、世界初の実用・量産ロータリーエンジンである。
また、10A型エンジンは、多気筒(マルチローター)ロータリーエンジンとしても世界初の市販車用エンジンであった。

1968年08月には、東洋工業株式会社が、mazda110Sの名で「コスモスポーツ」を擁して、ドイツのニュルブルクリンク(Nürburgring)で行われた84時間耐久レース「マラトン・デ・ラ・ルート1968(Marathon de la Route 1968)」に挑戦した。
このレースは、生産車のスピードと耐久性が競われるマラソンレースで、ポルシェ、ランチア、BMW、SAAB、オペル、シムカ、ダットサンなどと激戦を展開した。結果は、完走を果たし、ポルシェ・ランチアに次ぐ総合4位入賞となった。参加59台中、完走はわずか26台であった。

ドイツのニュルブルクリンク(Nürburgring)の緯度、経度
50°20'05.3"N 6°56'45.3"E
または、
50.334811, 6.945925

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