on-the-time.jp

2017-05-16

あと「2円弱」

経済

日本経済新聞 電子版、産経ニュース、毎日新聞は、16日午前の東京株式市場は、原油先物と米国株価の上昇を背景に、投資リスクを積極的に取る動きが広がり、日経平均株価(225種)は反発した。

市場関係者がこの日一番緊張したのは午前9時32分。前日の米国株高の流れを受けて高く始まった日経平均株価が前日比128円64銭高の1万9998円49銭を付けた。

[AD] You can advertise on this site.

約1年5カ月ぶりの「2万円」の大台までわずか1円51銭を残すのみ。「いよいよ次のティック(価格更新)か」と盛り上がったが、その後は失速して大台回復は持ち越され、利益確定の売りが優勢となり、下落に転じる場面もあったと報告した。

午前終値は前日終値比6円42銭高の1万9876円27銭。東証株価指数(TOPIX)は0.95ポイント高の1580.95。

固唾をのむ市場関係者を尻目に、日経平均は伸び悩み、結局終日、50円高程度の小幅高のレンジにとどまった。

産経ニュースは、「2万円の壁」をなかなか越えられない要因の一つは、円安ドル高の流れが頭打ちになっていることだと指摘した。

フランス大統領選で極右政党の候補が敗れたことや6月の米追加利上げが織り込まれたことで、円相場は大型連休後に一時1ドル=114円30銭台まで下落。だが、最近は一時1ドル=113円台前半まで押し戻された。安定して推移しているが、短期的な円安ドル高の流れは一服感が出ている。

要因はほかにもある。大和証券の石黒英之シニアストラテジストは「(株価が上昇に転じて値を戻したところで売る)『戻り売り』の圧力が強い」と指摘した。
直近で平均株価が安定して2万円近辺を付けていたのは27年。このときに株式を買っていた投資家が、2万円台回復を前に利益確定売りに動いているという。

東証1部の売買代金は8日に約5カ月ぶりに3兆円を超え、最近も2兆円台後半で推移し、先高観の強さの表れとみる向きがある。石黒英之は「売買代金は高水準で推移しており、2万円台をいつ付けてもおかしくない」と話している。

[AD] You can advertise on this site.

[AD] You can advertise on this site.