2017-02-15

金正男殺害で、もう1人の女性も拘束。

犯罪と裁判人物

毎日新聞、NHKは2017年2月16日に、北朝鮮の金正恩(Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の異母兄、故金正日(Kim Jong-il/キム・ジョンイル)総書記の長男45歳であった金正男(Kim Jong-nam/キム・ジョンナム)が2017年02月13日にクアラルンプール国際空港(Kuala Lumpur International Airport)で殺害された事件で、マレーシア警察は2017年2月16日に、事件に関与した疑いで2人目のインドネシアのパスポートを持った25歳の女を拘束したと、マレーシアのベルナマ通信が伝えたと報告した。

警察は空港内の監視カメラの映像などから女を追跡し、2017年02月15日に逮捕した時は1人だったとしている。警察は男4人の行方を追っている。地元メディアによると、女はミャンマー出身だとの情報もあるが、具体的な容疑については明らかにされていないし、確認もされていない。

地元メディアは、2017年02月15日に拘束された女が、警察の取り調べに対し、ほかに女1人と男4人が関わっていると供述していると伝えていた。

マレーシアも、ミャンマーも、北朝鮮の友好国である。
金正男と見られる男性の遺体は、くわしい検視を行うため、2017年02月15日に、マレーシアの首都、クアラルンプールの病院にある国立法医学研究所に移された。

病院には、2017年02月15日午後2時ごろに北朝鮮大使館の国旗がついた黒塗りの車など4台が訪れ、車はおよそ7時間にわたって施設の中に駐車されていた。

病院には2017年02月16日午前5時ごろにも、北朝鮮大使館のものと見られる車1台が到着し、車から降りてきた大使館の関係者と見られる男性は報道陣の問いかけに終始無言であった。降りてきた男性が建物の中の様子をうかがっていた。

北朝鮮大使館の関係者が病院を訪れている理由はわからないが、ロイター通信は、マレーシア政府関係者の話として、北朝鮮側が直ちに遺体を引き渡すよう求めていると伝えている。

マレーシアの警察は、2017年02月15日までに遺体の検視を終えたとしており、最終的な死因の特定を急いでいる。

2017年02月16日付けの韓国の有力紙「朝鮮日報」は、韓国政府関係者の話として、「韓国政府の関係者が男性の遺体を直接確認したが、口元に泡がついていて、毒物によって殺害された場合の典型的な特徴が見られた」と伝えた。

菅官房長官は午前の記者会見で、「国民の安全安心の確保は政府の最大の責務だが、今回の事案はマレーシアで捜査が進められており、死亡者の身元等についての公式発表はまだされていない。

政府としては、関係国と連携し、情報収集、分析を行っているが、事柄の性質上、具体的な内容や分析結果を答えるのは控えたい」と述べた。

また菅官房長官は、政府として殺害されたのは金正男と特定しているのか問われたのに対し、「マレーシア当局からまだ確たる発表がないので、政府としては、事柄の性格上、控えたい」と述べるにとどめました。

朝鮮日報は2017年02月16日に、実行犯は厳しい訓練を受けた「専門の訓練を受けた工作員の仕業」と推測している。
自由民主研究院のユ・ドンヨル院長は「北朝鮮偵察総局には20代の女性で構成された『牡丹花小隊(모란꽃소대 )』があるが、今回もこの部隊が実行犯だった可能性が高い」と指摘する。

韓国では『牡丹花小隊(모란꽃소대 )』に関する本も出版されている。

牡丹花小隊の隊員はスパイ養成所の「金正日軍事政治大学」で4年間にわたり教育と訓練を受け、各国に溶け込むための教育を終えてから暗殺などの工作を担当するという。通常は4-5人が1組となり、実行犯は2人1組、残りは監視と周囲の見張りを行うようだと語っている。

元偵察総局所属女性工作員で2013年に韓国に亡命したある女性は「男性よりも力が弱い女性工作員は、暗殺の際には一瞬で相手を殺害するために、急所を攻撃する訓練を集中的に受ける。」と語っている。

この女性によると、女性工作員たちは出身成分(階級)が良く、顔も一定レベル以上で歌やダンスの才能があれば15歳で偵察総局に選ばれる。

中でも韓国に潜入する工作員を養成する特殊部隊に入れば、外部との連絡は一切許されず、また逃げ出すこともできないという。

訓練も当然非常に厳しく、例えば深い山の中に一人放り出され、そこから生き残ることは基本のようだ。

さらにハイヒールのかかと部分で相手の足の甲の急所を突く技術や、針を刺す殺害方法、箸や短刀を投げて相手を殺害する訓練を繰り返し受けるという。
この女性も1対12の格闘訓練を受けた時には手を骨折したという。
最後に逃走のため変装する訓練を終えれば海外情報局に配属されるという。

中央日報は2017年02月16日に、1人目の女性は、防犯カメラの映像で短いスカート姿の濃い口紅をした29歳のドアン・ティ・フオン容疑者で、1988年5月31日生まれで、出生地ナム・ディン(Nam Dinh、南定)と書かれた身分証を持っていた。

クアラルンプール国際空港(Kuala Lumpur International Airport)の緯度、経度
2°44'36.0"N 101°41'53.0"E
または、
2.743333, 101.698056

2017-02-15---金正男事件で、女1人逮捕!
2017-02-15---暗躍する北朝鮮の女性工作員、殺害、拉致、爆破もお手の物。
2017-02-15---金正男殺害で爆発した北朝鮮の暗殺情報。
2017-02-13---北朝鮮の金正男、殺害!?第2弾情報。
2017-02-13---北朝鮮の金正男 マレーシアで殺害!?
2012-12-05---「金正男攻撃で送り込まれた」北朝鮮のスパイを投獄!?
2012-10-19---北朝鮮のリーダーにインタビュー。
2012-01-19---独裁者の兄弟は、北朝鮮で大成功を予言。
2012-01-17---金正男のノンフィクション本「父・金正日と私」を日本で出版!