2017-02-15

インドは、一度に100機以上の衛星打ち上げに成功。

宇宙戦争と平和政治経済

NHKは、インドは、100機以上の人工衛星を搭載したロケットを打ち上げ、すべてを軌道に乗せることに成功し、衛星打ち上げの技術をアピールしたと報告した。

インド南部アンドラプラデシュ(Andhra Pradesh)州のスリハリコタ(Sriharikota)のSDSC(Satish Dhawan Space Centre/サティッシュ・ダワン宇宙センター)から2017年02月15日に、人工衛星104機を搭載したロケットが打ち上げられた。

搭載された人工衛星は、700kgを超えるインドの観測衛星のほか、アメリカやオランダ、それにUAE=アラブ首長国連邦など6か国から依頼を受けた小型衛星であった。

これらもすべては、大阪の「まいど1号」が起点であった。

アメリカの発想は、火星探査車をキャデラックの大きさにし、スペースシャトルの発想はコンボイであった。

これではすべて、無駄が多すぎる!

ロケットは、およそ28分で上空524kmに到達する間に、人工衛星を28か所の軌道に乗せることに成功した。

100機を超える人工衛星を一度に打ち上げるのは世界的に極めてまれだということで、打ち上げ後の記者会見で、ISRO(Indian Space Research Organisatio/インド宇宙研究機関)のクマール(Kumar)長官は「われわれは、衛星打ち上げの市場に大々的に参入しようとしている。」と述べ、衛星打ち上げの技術をアピールしました。

衛星の打ち上げビジネスに力を入れているインドは、日本や欧米と比べて格段に低いコストで開発を進めていることで知られていて、市場の平均よりも20%ほど安く提供しているとされています。

インドは、今回一度に100機を超える人工衛星の打ち上げに成功したことをアピールすることで、商業衛星の打ち上げの国際的なニーズを取り込む狙いがあると見られています。

日本の小型ロケットは、失敗して良かったのかもしれない。
キヤノンの計画では時代遅れである。

もっと早ければ、低軌道の周回衛星(LEO)を地球の極軌道上に77個打ち上げる計画から、元素番号77のIr(イリジウム)の名前がつけられた米国モトローラ(Motorola)社の関連会社であるIRIDIUM社が推進していた通信衛星を使った移動通信サービス構想「イリジウム計画」は大成功していただろう。

LEOを77個打ち上げることで、予算が追いつかなくなった。今はもう、あの有名な携帯電話会社で、チップ会社モトローラは消えた!

インドなら、1回で移動通信サービス構想「イリジウム計画」を実現できた。

GPS(Global Positioning System)も1回の打ち上げで完成できる。
ヨーロッパの「ガリレオ計画」は、EU(欧州連合/European Union)が1999年2月10日にブリュッセルで初めて公表した、EUで構築しようとしている30のGalileo satellitesを利用したGPS構想であったが、何回も頓挫した。

「ガリレオ計画」は、インドのシステムなら、1回の打ち上げで3回分実現できる。

インド南東部スリハリコタ(Sriharikota)のSDSC(Satish Dhawan Space Centre/サティッシュ・ダワン宇宙センター)の緯度、経度
13°43'11.8"N 80°13'49.5"E
または、
13.719939, 80.230425

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