2016-11-29

韓国の朴槿恵大統領、辞意表明。

政治犯罪と裁判

AFP、朝日新聞デジタル、日本経済新聞 電子版、毎日新聞は、友人の崔順実(최순실/チェ・スンシル、Choi Soon-Sil)被告による国政介入などの疑惑をめぐるスキャンダルの渦中にある韓国の大統領朴槿恵(Park Geun-Hye/박근혜)は2016年11月29日に、責任を取って、2018年02月の任期終了を待たずに退陣もやむを得ないとして、進退については国会の決定に委ねるとの考えを表明したと報告した。

財閥グループの不透明な資金提供や不正入学など、際限ない疑惑の拡大に韓国国民の怒りは頂点に達し、最後は与野党からそろって退陣を突きつけられる事態に追い込まれた朴大統領は、テレビで生中継された談話で「任期短縮(の可能性)も含め、進退問題は国会の決定に委ねる。」とし「政権の空白状態と国政の混乱を最小化するやり方で政権を移譲できる措置を国会で講じてもらえれば、私は大統領職から退く」と述べた。

朴大統領が背水の陣でこうした演説に臨んだのは、野党が多数を占める国会で弾劾される屈辱を何としても避けたいとの思惑があるとみられている。朴大統領の長年の親友、崔順実被告は、詐欺と職権乱用の罪で起訴されている。

朴大統領の退陣を巡っては、国会議長経験者ら与野党の政界重鎮20人が2016年11月27日にソウルで会合を開き、準備期間を確保して2017年04月までの退陣を要求している。

ただ、野党は弾劾訴追案を提出する構えである。

日本経済新聞 電子版は、米国大統領選で日米同盟の見直しに言及したトランプ次期米国大統領の誕生に続き、韓国の朴槿恵大統領の辞意表明で安倍外交が新たな試練に直面していると報告している。
改善を進めつつあった韓国との関係が再び揺らぐ事態になれば、その影響は大きい。
日本を取り巻く不確実性は増しており、対中国やロシア政策に波及する可能性もはらんでいる。

もし、韓国が中国友好路線を再度選択する可能性もある。

朴大統領辞意談話全文は、毎日新聞と朝日新聞デジタルでは、微妙に違う

朴大統領辞意談話全文(毎日新聞より/朝日新聞)
尊敬する国民の皆さん。私の不行き届きで国民の皆さんに大きな心配を掛けた点、改めて深く謝罪する。今回のことで心を痛めている国民の皆さんの姿を見ながら、私自身、100回でも謝罪するのが当然の道理だと考えている。その大きな失望と怒りを全て解消して差し上げられないという思いに至ると、私の胸はさらに締め付けられる。

国民の皆さん。振り返れば過去18年間、国民の皆さんとともにした旅程はこの上なくありがたく大切な時間だった。私は1998年、政治を始めた時からずっと、就任して今日この瞬間に至るまで、ただ国家と国民のためという気持ちで全ての努力を尽くしてきた。ただ一瞬たりとも私益を追求せず、小さな私心も持たずに生きてきた。いま起きているさまざまな問題もやはり、私としては国家のための公的な事業だと信じ推進したことであり、その過程でいかなる個人的な利益も得なかった。しかし周辺をしっかり管理できなかったことは、結局私の大きな過ちだ。今回の事件に関する経緯は、近いうちに詳しく申し上げる。

国民の皆さん。この間、私は国内外の環境が厳しくなっている状況で、国家と国民のためにどのようにするのが正しい道なのか、多くの夜を明かし、悩みに悩んだ。いま私はこの場で私の決心を明らかにしようと思う。私は、私の大統領職の任期短縮を含む進退問題を国会の決定に委ねる。与野党で議論し、国政の混乱と空白を最小化して安定的に政権を移譲できる方策を策定してくれれば、その日程と法の手続きに従い大統領職から退く。私はもはや全てを手放した。一日も早く大韓民国が混乱から脱し、本来の軌道に戻ることを願う気持ちだけだ。もう一度、国民の皆さんに心から申し訳ないという言葉を申し上げ、大韓民国の希望に満ちた未来のために政界でも知恵を集めてくださるようお願いする。(共同)

朴槿恵氏の国民向け談話(全文)(朝日新聞デジタルより)
尊敬する国民の皆さま、私の不覚で、国民の皆さまに大きな心配をおかけした点をもう一度深くおわびいたします。今回のことで心を痛めていらっしゃる国民の皆さまの姿を拝見し、私自身、100回でも謝罪することが当然の道理だと考えています。

しかし、そのようなことを尽くしても、その大きな失望と怒りを解くことがログイン前の続きできないという思いに至ると、私の胸がさらに崩れ落ちます。

国民の皆さま、振り返ってみると、この18年間、国民の皆さんと一緒にした旅程は、この上なくありがたく、貴重な時間でした。

私は1998年に初めて政治を始めたときから、大統領に就任し、今日この瞬間に至るまで、ひたすら国家と国民のためにという気持ちで、あらゆる努力を尽くしてきました。ただ一瞬も、私の私益を追求せず、小さな私心も抱かずに生きてきました。

今、広がっている様々な問題も、私としては国家のための公的な事業だと信じて推進したことであり、その過程でいかなる個人的利益も得ていません。

しかし、周辺をきちんと管理できなかったことは結局、私の大きな過ちです。

今回の事件についての経緯は、近いうちに詳しくお話しいたします。

国民の皆さま、これまで私は国内外の環境が厳しくなっている状況で、国と国民のために、どのようにするのが正しい道なのか、多くの夜を一睡もせずに明かし、悩み、また悩みました。

今、私はこの席で私の決心を明らかにしたいと思います。私は私の大統領職の任期短縮を含めた進退問題を国会の決定に委ねます。与野党の政界が議論し、国政の混乱と空白を最小化し、安定的に政権を移譲できる案をつくってくださるなら、その日程と法の手続きに従って大統領職から退きます。

私はもう全てを手放しました。一日も早く、韓国が混乱から抜け出し、本来の軌道に戻ることを望む気持ちだけです。

もう一度、国民の皆さま、心から申し訳ないという言葉を申し上げ、大韓民国の希望に満ちた未来のため、政界でも知恵を集めてくださるよう訴えます。

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