2016-11-22

ポル・ポト派元最高幹部2人の終身刑が確定。

戦争と平和犯罪と裁判政治経済

AFPは2016年11月23日に、旧ポル・ポト(Pol Pot)政権時代(1975〜79年)に起きた大量虐殺を裁くECCC(Extraordinary Chambers in the Courts of Cambodia/カンボジア特別法廷)は2016年11月23日に、「人道に対する罪」に問われていた90歳のポル・ポト派の元最高幹部ヌオン・チア(Nuon Chea)元人民代表会議議長と85歳の国家元首も務めたキュー・サムファン(Khieu Samphan)元幹部会議長に対し、一審の終身刑判決を支持する判決を言い渡した。

2審にあたるこの日の判決により、両被告の終身刑が確定した。

ヌオン・チア被告はクメール・ルージュ(Khmer Rouge)とも呼ばれたポル・ポト政権のナンバー2とされ、キュー・サムファン被告は首相も務めた人物で、2人は200万人が犠牲になったとされるポル・ポト政権時代に起きた大量虐殺の責任を問われ、2014年にポル・ポト派の元最高幹部では初めて禁錮刑が決まった。

だが両被告は、UN(United Nation/国連)の支援を受けた特別法廷は多くの誤りを犯し、判事も公平さを欠いていると非難して上訴していた。

しかし、数か月におよぶ審理を経て、2016年11月22日に出された2審の判断は、1審において多少の法的な落ち度があったと認めたものの、有罪判決と量刑に関しては1審を支持した。コン・スリム(Kong Srim)裁判長は、両被告はカンボジア国民の最終的な運命を「まったく留意せず」、犯した罪の規模は「膨大」で、よって終身刑判決は「妥当である」と結論付けた。

プノンペン・ポスト(The Phnom Penh Post)も大きく報告している。

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