2016-11-22

ダイムラー中国のドイツ人CEO「人種差別発言」で解任!

人物

AFPは、ドイツの自動車大手ダイムラー(戴姆勒/Daimler)は2016年11月22日に、中国人に対して人種差別発言をしたと報道されているダイムラー社の中国法人トラック・バス部門のドイツ人トップを解任したと発表した。

中国共産党の機関紙人民日報(People's Daily)の電子版によると、ダイムラー中国トラック・バス(Daimler Trucks & Buses China)のライナー・ゲルトナー(Rainer Gaertner)社長兼最高経営責任者(CEO)は、駐車場でのスペースをめぐって地元の中国人ドライバーと口論になった際に、英語で「1年前に中国に来て最初に分かったことは、中国人は全員、嫌な奴(中國人全部都是雜種)だということだ。(我來中國一年了。在這裏我明白的第一件事就是你們中國人全部都是雜種/I am in China one year already.The first thing I learned here is all you Chinese are bastard./我來中國一年了。到這裡我明白的第一件事,就是你們中國人都是狗娘養的!/我来中国一年了。到这里我明白的第一件事就是你们中国人都是杂种(狗娘)养的!)」と述べたという。

中国語に2種類の表現がある。

さらに近くにいた人たちが「反論しようと近付く」と、ゲルトナー氏は唐辛子スプレーをまいたと、国営英字紙環球時報(Global Times)は報じている。

騒ぎが起きた駐車場は、外国人や中国人富裕層に人気のある北京(Beijing)の高級住宅地に位置するが、監視カメラによる映像もなく、警察当局は「公表すべき情報はない」としているものの、大手紙やテレビ局はこの一件を全国的に報じた。

環球時報は電子版の論説で、路上でのいざこざは北京では避けられないこととしつつも、ゲルトナーの発言は「正当化できないものだ」と非難し、「いくら汚い言葉を使っても、心まで汚れてはならない」と論じた。

中国は近年、急成長する中流層がますます自動車の購入に走ることで、メルセデス・ベンツ(Mercedes Benz)を傘下に収めるダイムラーにとって最大の市場となっており、ダイムラー社は今回、迅速に対応した。